★★Tagebuch★★

今朝おきて顔を洗おうと水道をひねった。 しかし水はでない。が〜ん！今日は断水だったんだ。 お湯が出なくなるだけかと思っていた。 顔を洗えないだけじゃない。 トイレの水が流れない！ タンクに溜まっていた水は出るけど・・・ こうして私はタンクにまだ水のたまっている トイレを探して、寮中をかけまわることになった。

昨日は祖母の誕生日だったので、日本の実家に電話してみた。 しかしつながったのは父の携帯。車の中らしい（運転は母）。 「皆で今おいしいもの食べてきたところ。」だって！ そして妹にかわった「へへ〜、何食べてきたと思う？？？」 などと聞いてくる。むかつくやっちゃなー。問いただしたら、 おいしい懐石料理をたべてきたらしい！むか。私も日本帰ったら 食べるもん！（できれば人のおごりで） ロック（犬）が足の裏をヒルに吸われて、家中に血の足跡を つけたらしい・・・なんかこわい。 こうして日本に気兼ねなく電話できるようになったのは便利だ。 １分３０Pf（＝１８円）ぐらいなのだから。昔は本当に 電話をかけるのにも一大決心が必要だったもの。 ドイツから電話をかけるようになって、父との対話が増えたように 思う。他の家族がそばにいるとすぐに変わってしまうが、 そうでない時は、こっちのおしゃべりをきいてくれる。 昔は照れくさくて「帰ってこい」と言えなかった父が、 最近は「帰っておいで」と言うようになった。ちょっと びっくり。

今日は電車でドイツ人の日本語が結構しゃべれる友達と、 その友達をたずねてきたアメリカ人の女の子に会った。 女の子はドイツ語ができないので、英語でおしゃべりすることにした。 しかーし！男の子がドイツ語と日本語をまじえて私に話し掛けてくるので、 私の頭の切り替えがおいつかない！英語をしゃべっていても 突然ドイツ語がまざってしまう。まいったまいった。 英語も久々に話したけど、たまには楽しいね。 来週はいやでもたくさん話さなきゃいけない。ふぅ。

今日は静かな土曜日かと思っていたら、 「たこ、バーベキューするから買い出しに行くよ！」 だって。がーん！いまごろの季節にＢＢＱするのか？ しかも先週したばっかりやん（午後３時から翌日２時まで・・・）。 全くドイツ人てやつはＢＢＱ好きだなあ。 今日は結構大人数。私が行った時にはすでに始まっていた。 私の最近のお気に入りはズッキーニ。薄切りにして 焼いていたら、友達に半分以上下の炭の中におとされてしまった。 てめーら！もっと気をつけんかい！ そうそう、今日ものすごい看板をみてしまった。 「今度生む」の宣伝の大看板だけど、 日本語で「君もやろう！」とかいてあるの。 下にドイツ語の訳がついていて、それは 「これをつけましょう！」だったのに・・・ これ訳したのどこのどいつや！ ・・・まてよ、ちょっと身に覚えアリだぞ・・・ いつだったか言語学の友達が、 「Macht's mit」って日本語でどういうの？ と聞いてきて、私そういう風に答えたおぼえが・・・ まさか・・・まさか・・・・ で、でも、もしそうだとしても、状況説明なしに こんな大事になるとも知らされずに、聞かれたのだから、 私が適当に答えても（日本語教師のくせに！）しょうがないのでは・・・ まじで焦ってきた。だって今これ書いている最中に 思い当たったんだもの・・・

すっかり日記を書くのを忘れてたよ。 日本に帰ったりしてたからだけど。 今日から冬学期が始まった。つまり昨日までは夏休み！ このこと（夏休みが長いこと）は皆にうらやましがられる。 初日から日本語の授業をやったので気疲れ。 今回は友達は３人きている。友達が生徒というのは 非常にやりにくいのだ。３人でよかった。 レポートのことで先生をまちぶせした。 「せんせー！おねがい！期限のばしてください！」 いつものことだが、また頼んでしまった。 「ＯＫ、ノープロブレム！」 はあ、２週間命が延びたよ。

昨日は大学外のＨＰにアクセスできなくて困った。 時々あるんだよね。あと、日本のドメインのみアクセスできなく なることもある。なぜ？ 昨日は新しいバイトの面接（なんかしょっちゅうやってるような・・・）。 日本人の友達とふたりで「チョコレート売り」をすることに。 試食販売だから・・・ふふふ。 なんかベルギーに研修に行かされるかもしれない。 たかがバイトふぜいにお金をかけるのねー。 でもきっと英語での研修だろうな。コニャックの 研修も英語だったし・・・はぁ。

これが件のポスター・・・・

画像の提供者は、 ネルトリンガーページ のきたろう（元ドイツ特派員）さんです。ダンケ！

今日は学科の教授とお話して、卒論の方向性を 決めた。このテーマを受け入れてもらえるか ちょっと心配だったから、無事ＯＫをもらって ほっ。でも卒業試験はあと２ゼメ終わらないと 申し込めない。主専攻は最短で単位とりおわって 卒業試験うけられるかも。もうほとんど単位はとっちゃったし。 問題は副専攻。いいかげん勉強しないと。 でも日本の大学の単位のトランスファーがまだ うまくいってないからはじめられないのよね。 今日はいきなり２回も英語で電話がかかってきたから びっくり。普段は日本語かドイツ語でしかかかってこない はずなのに。一つはバイトの研修のこと。もう一つは アフリカからの留学生の男の子。ドイツ語がまだ上手じゃないから 英語ではなす。「君は日本から絵葉書を送ってくれなかったね！」 といきなり怒られた。ごめ〜ん忘れてた。 今日はどうやらどこかでパーティーをやっているようだ。 音楽がやかましい。

いやー、昨日久々に夜中に火災報知器がなったよ。 ２時頃！年数回こういう事があるので、もうすっかり慣れっこ。 ほんとに火事でもきづかないかも。 例によって例のごとくいたずら。 いたずらで押すと罰金３０００マルクなんだよね。 しかも誰が押したかわからないから、払うのはうちの寮の 費用から。私らの家賃がこんなことで使われていくのは 非常に腹のたつことだ。 火災報知器がなると全員外にでなければいけないし、 頭が割れんばかりに鳴り響くので、もう最悪。 寒かった〜！ こんなことがしょっちゅうあるから、うちの寮は 「一番治安の悪い寮」というレッテルをはられるんだよー。 たしかに時々階段に血の跡があったり、麻薬の売人が いたりするけど・・・

今日の朝Ｆ１の放送があったので、寮のバーでは 夜明かしでみんな騒いでいた。普段は夜中の１時で バーはしまるけど、昨日は特別。大型テレビまで 備え付けちゃって。みんなで賭けはするし。 私は早々にねてしまったけど、うちの寮の人は こういうお祭りが好きだねぇ。火災報知器が なった時も皆楽しそうだったし。「一番人々が おもしろい寮」といわれるゆえんかな。

昨日久々にアメリカ人の友達に会った。彼女はルフトハンザの正社員に なってしまったので、同じ寮に住んでいながらなかなか会えない。 昔は毎日のように一緒に遊んでいたのに。「私たち、なんだか 出不精になったと思わない？」といわれ、そのとおりだと考え込んでしまった。 また、一緒に料理したり映画にいったりしようよ、というと、 「もちろん！」といってくれてうれしかった。ドイツに来て出来た友達は いっぱいいるけど、やはり最初の心細かった時期にできた友達は特別だ。 相手にとってもそうらしい（私たちは同じ時期に留学して寮の同じ階に 入った）。 ところで今日「アドベント・カレンダー」をかってしまった。 クリスマスの４週間前からは「アドベント（降誕節）」という、 キリストの誕生日を待ち望む期間なのだ。アドベント・カレンダーは この４週間のカレンダーで、毎日カレンダーについている窓を あけていく。その中にかわいい絵やチョコレートが入っている。 ここ数年買っていなかったのだが、「Kinderueberraschung Advebtskalender」を見つけてしまって、これはたまらん！ とばかりに買ってしまった。Kinderueberraschungは日本でも 「キンダーサプライズ」とかなんとかいう名前で売り出されている 卵型のチョコの中におまけのおもちゃがはいっているものだ。 ２４日間毎日1個づつ！なんかうれしい。別にクリスマスなんて 待ち望んじゃいないけど。

さっき掃除のおばさんが廊下をつるつるに磨いたので 転びそうになった。今まで3回ぐらい派手に転んでいるので、 最近は用心して壁に手をつきながら廊下を歩く（掃除の後だけ）。 きのう月一回のStammtischがあって、この町在住日本人と 日本に興味のあるドイツ人が集まった。総勢30人ぐらいいたかな。 ここには日本人の女の子ナンパ目的のドイツ人がよくくる。 彼らの多くは「大和撫子幻想」を抱いている人か、過去に 日本人とつきあって味をしめた人だ。 「日本人の女の子は、男の言う事なんでもきいて決して逆らわない。 そして浮気をしてもいいんだろう？」とか「俺の前の彼女は日本人だったし、 その前もそうだった。だから次の彼女も日本人がいい。 日本女性意外とはつきあいたくない。」とか言ってくるので、 私はつい攻撃的になってしまう。なぜゆえに日本女性である私に そういってくるのか？そういった時点でナンパ失敗するとは思わないの？ あんたらあほちゃう？ 昨日は以前私にそのような事をいってきたドイツ人が日本人の彼女を つれていた。かれは日本人女性とみると、どこでもナンパしまくって いたから、ついに成功してしまったのね。

今日はバイトの研修だった。友達の日本人と二人で 会社に行った。研修をしてくれる人はわざわざ 私たち二人のためにベルギーからやってきてくれた。 その人は一切ドイツ語ができないので、私たちは ずっと英語で話したのだけど、日本人二人は ドイツ語の単語をつい混ぜてしまう。でもまあ、 聞くのは特に大きな問題は無かったのでいいや。 チョコレートについての説明を受け「おいしそ〜」 と思っていたら、おもむろに相手は袋の中から 二箱のチョコレートを取り出して私たちにくれた。 日本では一粒３００メートルじゃなくて300円ときいて、 この箱詰めはじゃあウン千円！？と思うとすごく 得した気分になった（今それを食べながらかいている）。 明日はがんばって働くぞ〜！！！

しばらくチョコはみたくない〜！！！ 2日間チョコレートを売り続けたら、見るのもいやになった。 最初はおいしかったのに〜（おい、自分で食ってたんかい）。 しかしまあ、良く売れたこと。私の口車にのってしまった おじさま方、ごめんなさいね。 それにしても、チョコの試食販売だと、他の店員がよってくる よってくる。きさまらはハイエナかー！私がちょっと目をはなしたすきに 勝手にとって食べている。いいかげんにせんかい！ 今日は困った日本人客がいた。私は皮製品売り場のかかりでは ないのに、散々商品説明させられた上、文句をつけられ 値切られた。普通こんな所で値切らないよ！？私が無理だって いってるのに、「じゃあ、あの店員に言って」。 「いや、無理ですよ」と言っても、「君は僕が言ってる事を 訳して伝えるだけでいいの。僕は君に値切ってくれと頼んでるのではなく、 あの店員に頼むのだから。」。うがー！ 訳して伝えたけどやっぱりだめ。そしたら「現金で買うからって言ってみて。」。 しつこいな〜。伝えてみたけど「あっそう」で終わり。お客さんにそういうと、 「えー、それしか言わなかった？負けてくれないって？ドイツの店員だめだなー」 もう勘弁してよー。私ここの係りじゃないんだから（こう思う時点で 私はドイツの店員かしら？）。 やっと解放してもらえて本来の仕事にもどってしばらく、 「ちょっと、ちょっと！」 振り向くとさっきのおじさんで、 「ここに小銭８マルクあるの。これでなんかかさばらなくて めずらしいもの2つ買いたいから、探してきて！急いでるから すぐね！」 自分で探さんかい！とか思ったけど、心優しいたこなので 探してしまった。 お客さんが帰ると他の店員達が私のところにきて、 「災難だったね。でもたこは我慢強いね〜。わたしなら ほっぽりだすわよ。」 だって。 そういえば昨日も嫌な客がいた。 私の売っているチョコレートの箱に描かれている女の人を指差して、 「この女の人、誰だか知っている？」 と聞いてきた。 「ええ、この会社の名前の由来になった女の人で、 レディ・ＸＸＸＸです。」とだけ答えたら、 「この人はねえ、裸で馬にのって町を歩いてね、 夫の悪政を止めさせようとしたんだよ。君、知ってた？ 僕ね、こっちにずっと住んでいたから知ってるんだよね。」 少し説明をつけくわえると、 「ほんとに？僕しらないなあ？絶対そう？ま、いいけど。 あ、僕はかわないからね。試食はおいしかった。さよなら！」 なんなの〜！自分の知識をひけらかしたかったの！？ というわけで、つかれた。

今日ネットをしていてたまたま掲示板（複数）で、 「ドイツの店員は不親切！」というような書き込みに ばかりいきあたって、ちょっと気が滅入ってしまった。 たしかに当てはまる面もある。しかしですなー、 ドイツで店員経験のある私としては、 「日本人客は一般的に失礼である（丁寧な人ももちろんいる）」 ということが分かっているので、ただ店員だけを口汚なく責める人に 共感はできないんだな。 目を合わせて挨拶もせず、店に入ってきていきなり 商品をさわりまくり、陳列をぐちゃぐちゃにしたうえ、 商品をおっことして傷つけたり（本当によくある）、他の人の接客中に 横から話し掛けたりされたら、店員の愛想も悪くなるって！ あと、日本人は細かいことを気にする。そしてドイツの店員はおおざっぱだから そこに摩擦がうまれる・・・ だから私は今日見た書き込みの中で、 半分はドイツ人が愛想悪い。半分は日本人が失礼なことをした。 そういう事なんじゃないかとおもってる。

昨日は某自動車会社での最後の授業だった。生徒達（年上だけど）は 日曜日に日本に飛ぶ。ちょっとさみしい気がした。生徒のうち2人は 「日本で彼女を見つける！」とはりきっている。 異国で一人ぼっちで暮らすのはつらいことだから、がんばって みつけておくれ。 大学の授業を受けていたら、教授にいきなり「たこさんも講師ですから、 この事について何かご存知ありませんか？」というような事を 言われてしまった。ああ〜！そういうこと言わないで！ 「講師」であり「学生」である立場はなかなかつらいものがある。 「講師」として、他の授業で不真面目な態度はとれない、けど 学生気分も楽しみたい。なにより辛いのは講師と学生との間に はさまれてしまうことだ。両方の言い分がわかるだけにどちらにも つけない〜！ 同じ事が「日本人」と「ドイツ人」の間でもおこる。両方の気持ちが わかってしまって、板挟み状態。

風邪をひいたー。それなのに働かなくてはならない。 大学の授業を休講にするわけにはいかない。だって ただでさえ授業数たりないんだもの。 1時間半ぐらいどうにかなると思った。実際しゃべったり するのは平気だった。しかーし！ひとつ困ったことがあったのだ。 それはハナ。 やばい！と思っても授業中かむのは恥ずかしいし （いくらドイツでも）、すするなんて最悪だ。 ここは気力で持たせるんだ！と思っても。重力にはかなわない。 生徒に課題を与え、その隙に・・・ はぁ〜、と思っても油断をすると再びやばくなってくる。 こんな私の心の葛藤を生徒はしらないだろう。 「はーい、よかったですね〜！できました〜！（日本語）」 などと独り言いっている生徒（飲み仲間でもある）をみると、 「このやろ〜！」とか思ってしまった。笑かさんどいてーな！ （本人以外全員笑っていた） 授業が終わるとほっとして、家に帰りベットにはいる。 でも寝なきゃいけない時に限って眠れないのよね。 こんな日記なんて書いてる場合じゃないのにな。 最近迷惑電話にも悩まされている。 今もかかってきたよ。絶対でないけど。 留守電で相手を確かめてからじゃないと絶対でないからね！

今、しんどい体に鞭打ってお医者さんにいってきた。 いつものように血液をとられるのも覚悟して行った。 なのに！ 「沢山水分をとって、ねてなさい」 って言われただけ！ 以前は薬くれたじゃない！ 「なんか症状緩和の薬いただけません？」 と聞いたら、 「一週間以上治療の必要な人にしか出せないんですよ。 政治家が決めた事なので、残念ですが・・・」 ・・・これがニュースで言ってた「社会福祉費の削減」の 結果なの？？？がーん！そんなぁ。 こんなことなら家で寝てた方がよかったよ。 せっかくバスに乗って出てきたのに。 しかたがないので、お気に入りの薬局で色々自分で 薬を買い込んだ。 前々から試してみたかった「薬局のハーブ茶」も 購入。薬局のは薬としての効能が認められた ハーブ茶だから、効き目も強いんだって。とりあえず ふつうのハーブ茶よりおいしい。 いぶきじゃこう草（なんじゃそれ？）、プリムラの根、 甘草の根、野いばらの実の皮がはいっているんだって。 これにアウスレーゼのアカシアの蜜を入れて飲んでいる。 なんかむちゃむちゃ眠くなってきた。

今日寝ていたら、おとなりの日本人の男の子が お見舞いにきてくれた。この子普段は部屋にいないのだが （青春真っ盛りっていいねえ）、今日は私が病気ときいて、 わざわざおかゆを作りに来てくれた。うれしーい！ やっぱ病気の時は日本食食べたいもの。ドイツ人に おかゆなんかつくられた日にゃー(^^;) （↑だって牛乳で炊いた甘いやつを作るんだよ！！！これだけは食えん！） 持つべきものは親切な隣人だね。よ！ここ見てるかい？ さっきはお礼が言い足りなかったので、もう一回！ どうもありがと〜ん！！！ おいしかったよー！！！

昨日は風邪をおして、週末の食料品買い出しにいった。 春巻を作る予定なので、朝市にいかないともやしが買えない。 大聖堂の前の市場は、すでにデコレーションはクリスマス市の ものになっていた。建物の壁にサンタさんがよじ登っていてかわいい！ 市場にいくと、あれもこれも買いたくなってくる。 オリーブ屋さんからはいつも良い匂いが漂っているので、 ふらふらと引き寄せられていくと！ 「いや〜ん！これむっちゃかわいい〜！！！」 目に入ったのは、プチトマトの中にモッツァレラチーズを つめ、ハーブオイルがかかっている物。 ついたくさん買ってしまった。 野菜も市場で買うと、しなびていなくて良い。 （決して安いわけではない） そして、売り子のおばちゃんに料理の秘訣を聞けるので、 便利便利。「お気に入り」の店を決めておいて常連に なれば、おまけもしてくれるし、旬の野菜も教えてくれる。 「椎茸」や「かぼちゃ」など、めずらしい野菜が買えるのも うれしい。あと、園芸マニアには植物や切り花！ もう「アドベンツクランツ」やリースの材料が山と 売られている。 「アドベンツクランツ」とはリング上のリースの上に 4本のろうそくが立っていて、アドベントの日曜日に 1本づつともしていく。第一アドベントには1本だけ、 第2には2本・・・という具合にだ。 でも調子にのってつけっぱなしにすると、 第4アドベントで4本そろうというときに、1本目が もう燃え尽きているなんてことになっちゃう。 中学・高校の時の学校のアドベンツクランツは、 毎朝の礼拝の時に灯されるため、やたら長くて大きい ろうそくだったなあ。 いろいろなキリスト教の知識を中高で知ったから、 ドイツにきても楽しいよ。 な〜んて、はしゃいでたら、家にかえったとたん、 「気分悪〜〜！！！」 こんな気分が悪くなったのは久しぶりだ。 今日はとなりの日本人の子もいないし、誰も私の 世話をしてくれない・・・ とたんに心細くなった。 「私はこのままはかなくなってしまうのかしら・・・」 などとも思ったりする。再び健康になる自分が想像できない。 「お医者さんも私を助けてはくれないのよ・・・」 などと暗ーくなってしまった。異国で健康を壊すのは ホントこわい。 春巻の予定を急遽変更。トルティーヤにした。 気分悪くても食べないと直らない。 テキトーに作ってがつがつ食べたら、 なんだ、さっきの気分の悪さはうそのよう。 今日は体調も昨日よりいいけど、ここで完全復帰しなくちゃね。 （だったら、こんなの書いてないで寝てろ！）

今日は日本語の授業。体調は本調子じゃないけど、 がんばってやった。 私の授業は、「書く時間」と「口頭練習」が交互で くるのだけど、今日は「書く日」。私が一生懸命 作ったプリントに、日本語で答を書いてもらう。 口頭でやったら１０分もかからずに終わってしまう問題。 ホントは書く練習なんてすっとばしたい。その気持ちは生徒も同じ。 でも、おまえらが日本語４を 受講してるくせに、ひらがなも満足に書けないのが悪いんじゃ！！！ と声を大にして言いたい。しかも使ってるテキストは全て 併記してローマ字が書かれているから、読む方だってあやしい。 ローマ字読んでる奴はすぐ分かるんじゃ！！！ その後、大学から国際交流基金に頼む教材を選ぶ。 私の好きなものを頼んでいいんだって！ラッキー！ １５万円分何をたのもう・・・・ あれも、これもとチェックしてたら、余裕で１５万円 越えてしまった。うーん、どれを削ろう・・・ 家に帰ったら、突然くしゃみがとまらなくなった。 そして左目からは涙があふれ、左の鼻だけつまってしまう。 なぜ左だけ〜！？ まじで、顔の左半分ぐしゃぐしゃで、画面もまともに見られない・・・ 左目は泣きすぎで腫れてしまった。 この原因はいったい何！？ 今日はたまにはチャットでもしてみるかと突然思い立った。 前はＩＲＣを愛用していたけど、この際噂のＩＣＱでも インストールしてみるか！と、そく行動に移した。 どういう物なのかは全然分かってないけど。 チャットはＩＲＣで散々いやな目にあっているけど、たまーに いい人もいる。ＩＣＱをいれる気になったのは、 寮の多くの人が入っていて、寮内チャットが盛んだと聞いたから。 使ってみたけど、ＩＣＱオンラインの間はメーラーやブラウザーの 速度が遅くなる。やはりこれは却下かな・・・ うう・・・左目が痛いのでもう寝よう。

こないだはあんなこと書いておきながら、 ＩＣＱ気に入ってます。だって寮内の様子がよく わかるんだもん。メンザやバーへ行く時の 待ち合わせをしたり、「買い物いくけど一緒にいかない？」 ときいてみたり。なんか交流が多くなった。 昨日はまたフロアパーティーの話し合い。 「中世」がテーマなので、「龍の血」という名前の 飲み物を販売する事が決定。さくらんぼジュースと ウォッカでカクテルをつくる（トマトジュースは却下）。 私はデコレーション係りにされてしまった。 お城とか描かなきゃいけないんだろうか。 フロアの集会室は、以前私が調子にのって壁にペンキで描いた 魚の絵が沢山ある。「ミノカサゴ」なんてマニアックな 魚まで描いた。その腕をかわれたのだ。 さきほど町へ買い物にいったら、警察の捕物にでくわした。 普通に歩いていたのに、犯人とめぼしき男とすれちがった 瞬間に警官が腕をねじり上げてとりおさえたのだ。 私の真横でおこった出来事だったので、 むちゃくちゃびっくりした。男はパトカーにのせられて 連行されていった。 国際課から電話があった。日本語の書類をチェックしてくれ だって。また、一銭にもならない面倒な仕事がきたよー。 でも、日本との結びつきが強くなれば、日本語の生徒も 増えるかもしれない。がんばろう。

最近またバイト世話係と化している。 日本人だけじゃなくて、韓国人のバイトの世話まで してしまう私。だって、なぜか私の所にはバイトの 話が舞い込んでくるし、「おねがい！私も働けないか 上司の人に聞いてみて！」と頼み込んで来る人が結構 いるのですもの。上司も最近「フラウたこ、だれか 日本人でバイトできる人いませんか？」と私に 聞いてくるようになったし。 まったくもう、仲介料がほしいよ。 「それってマフィアみたい。」と友達に言われてしまった。 そうかな。 今日もはりきって働いてきたぞ！ ある男の人にチョコレートを配ったら、 「oh!美しいレディー、ありがとう」といって 私の手を取ってキスした。こういう事をするのは きまってる・・・ 「私はイギリスからきました。」 やっぱりね。それにしても「美しいレディー」って・・・ よくもまあ恥ずかしげもなく言えるよね。聞いてる こっちが恥ずかしいっちゅうの。 今日は不愉快なこともあった。私の試食用チョコレートが 盗まれてしまったのだ。犯人は同僚でしかありえない・・・ 同僚を疑うのは悲しいけれどね。マネージャーに報告したら、 ガードマンを呼んできて、従業員全員の荷物検査をはじめたので、 ちょっと慌ててしまった。たかが試食用チョコでそこまで 大騒ぎせんくても・・・良くある事だし。

昨日はストレス発散にクリスマス市に行ってきた。 グリューワイン（甘いホット赤ワイン）を飲み、 日本語でおしゃべりしたら少しは気が晴れた。 でも今は再びブルーだ。日本語の授業がある日はこうなのだ。 日本語の授業が恐いのだ。試合前に逃げ出したくなる ボクサーの気持ち。果たして今日も生徒は皆来てくれるだろうか？ 授業を上手くできるだろうか？私のドイツ語は通じるのだろうか？ こたえられない質問されたらどうしよう？ そんなことを考えていると、ここから走って逃げ出したくなる。 授業が始まってしまえば楽しくできるのだけど。 はじめたばかりの頃はこんな事はなかった。ただただ夢中で 授業をしていた。でも、生徒数十人に対する責任を一人で 負っているという事、授業がつまらなければ生徒は即行やめて しまい（自由科目だから）、授業評価には低い点数がつけられる ということがわかってくると、その重さが時々恐いのだ。 でも、それを振り切って授業を終え、生徒に「楽しかった」と 言ってもらえる嬉しさがあるから、絶対やめない。 もうひとつ、最近恐いもの。文系の学問を続けていくという事。 結果が目にみえるものではない、と言う事と、追い求めている 「結果」が自然科学のように普遍的な物ではないかもしれない、 という事に時々苛立ちをおぼえます。夏目漱石の気持ちがわかるよ。 私の修行がまだまだ足りないのかな？

またやられたよ。テレビに映ってしまったよ。 もぉ〜！うちの先生予告無しにテレビ撮影を入れるんだから！ なんか予感がしたので、まだ一時間前に電話をしてよかったよ。 そうでなきゃ、ノーメイク起き抜けの顔で映ってしまうところだった。 前回もそうだった。私に一言の連絡もなく、 私のティーセレモニーを新聞・テレビに出してくれるよう 電話をして、何も知らなかった私はろくでもない格好で 写ってしまった。 今日私たちのプロジェクトに協力してくれるために来た 日本人の男の子も「え？テレビにでるんですか！？」 と面食らっていた。ごめんね。 昨日はStammtischだった。日本人と日本に興味のある ドイツ人が飲み屋で集まるのだ。前回は２０人以上来たけど、 今回は７人だけだった。 興味深かった事： お母さん日本人お父さん元京都のゲーテの ドイツ語の先生という男の子がきていた。日本で普通の小学校に 通いつつ、自宅ではドイツ語しか話さない日々を４年生まで 送り、その後ドイツではギムナジウムに通い自宅では日本語しか 話さないという教育を受けたらしい。彼の日本語はほぼ ネイティブに近いぐらい。でもドイツ語の方が得意らしい。 それなのに、読むのは日本語の方が楽だというのだ。 アルファベットは読むと疲れるんだって！

私のＨＰを読むと、ドイツ留学は「超お手軽」に みえるらしい。何人かに指摘されているけれど、 そりゃそうなのだ。だってまだ全然完成してないもの。 私にとってまず大事なのは「動機づけ」（語学教師ですもの）。 まずドイツ留学に興味をもってもらわないと意味が無い。 最初から「ムズカシイですよー」と書いていたら、 その時点でアウトだよね。最初に簡単そうな印象を与え、 だましだまし難しいことをさせていく。それが私の手法。 ただ、その難しい部分がまだＨＰにかかれていないのが 問題なんだね。公開するのが早すぎたかなー。でも 準備期間はかーなーりーながかったんだよ。 きっかけなんて何だっていいと思う。「お手軽」と 思って留学して挫折する人もいれば、人生の目的を 見つける人だっている。というか「なんちゃって留学」 の人は絶対挫折する。ドイツの大学はそんなに甘くない。 日本人「なんちゃって留学」生が多い町は、語学学校の 半分が日本人で、あほくさい競争意識があるときいた。 しかし！そこの大学の語学コースにはほとんど日本人は いないという（試験に受からないから）。 うちの大学だってね、日本の大学の独文科で３年勉強してきて、 こちらで一年語学コースかよった子でも入学語学試験落ちるんだよ。 （一人や二人の話ではないよ） ドイツ人と結婚して１０年ドイツに住んでいても、 語学コースの一番下のクラスにしか受からないんだよ。 そして語学コースは２回進級試験に落ちたらもう退学。 最近退学になった日本人もいる。 一年程度の留学ならね、はっきりいってお手軽にできちゃう。 しかし長期で留学となると、色々辛い目にあう事になると思う。 私の現在の留学生活。自分で言うのもなんだけど、 「理想の留学生活」に近いと思う。それでも辛くてたまらない 時がある。これまでにも色々苦労があった。 しかし、これをＨＰで伝える事ができるのだろうか？と 時々考えちゃう。 おっと、バイトの時間だ

うが〜！またしてもドイツの役所に迷惑かけられた！ てめーら、まともに仕事せい！！！ 今回は税務署！！！ 私は７月にもう税金をたっぷり取られた（納めたと言うべき？） のに、また電話がかかってきた！ 留守電に「あなたの税金のことでお話があります」と 入っていたもんだから、「なんだろう？追徴税？？？ なんか私悪い事した？代理記入してくれたドイツ人が なにか間違いをした？？？怒られたらどうしよう・・・」 と眠れぬ夜を過ごしたのに、今日電話をかけたら、 「あなたはまだ確定申告をしていないでしょう！」 だとー！？ ふーざーけーるーなー！！！ 私は７月に済ませたっちゅうの！！！ しかも、税金の請求書を受け取った覚えも無いのに、 いきなりMahnung（支払遅滞通知）が送られてきたんだぞ！！！ さらに！払った後に一度文書で、「確定申告してないでしょう！」 ときたから、「もう払った！これが証拠だ！ちゃんと調べてから かけ！」と担当者にＦＡＸしてやったのに、今日また 電話で同じ事をいうんだもの！ 私が「もう払ったって！！！」というと、「ほんとに？ まってコンピューターで見るわ・・・あ、ほんとだ。 ごめんなさい、さよなら！」と、あっというまに切られてしまった。 おのれはむかつくんじゃあ！！！私の眠れなかった夜をかえせー！

やれやれ、今週も無事授業を終えられたよ。 久々に全ての授業の出来がまあまあだったから、 取敢えず満足。 悪い授業をしてしまうと、たっぷりと落ち込むんだ。 毎回毎回生徒達との真剣勝負だよね。 教壇は私のステージ！私の技をたっぷりとお客さん（生徒） に楽しんでもらおう！という意気込みでやってます。 先生って一人で脚本から演出から主役から全てこなしてるんだよね。 親戚の受験願書の件はうまくいったらしい。 なんか小沢征爾（ってこの漢字？）さんの推薦を もらったんだって。ほんとかなあ。 一月にこっちにくるらしい。しかし当然のように 「たこちゃん、Ｆ市まで一緒に行ってくれるわよね？」 とおかあさまに言われてしまった。いいけどね。 願書をてつだったお礼にクリスマスプレゼントを くれるらしい。何だろう。わくわく。

最近とある本が心に響いた。しばらく読んでいなかった本だけど、 あらためて読んで、なぜ自分がドイツに再び来ようと思ったのか 思いだした。最初にこの作者の本を読んだ時は嬉しさのあまり ファンレターまで書こうと思ったのも思い出した。 そのことを思い出して、勉強の本を読んだら、こちらも 楽しくてしかたない。だって、私のやりたい事に一歩 近づくためなのだもの。 最近ふさぎ込んでいたのは、心が感動を失っていたからだと思う。 目的があったとしても、なぜその目的をもったのか、 その時の気持ちを失っては目指してもつらいだけだ。 動き出すためには「感動」が必要。だからいつも感受性を強くして、 小さな物からでも、色々な事を感じたいな。同じ物事が 目の前にあっても、見るべき目が備わっていなかったら見えないものね。 なーんちゃって、なーんちゃって。

まただよー。またやられたよー。ドイツの役所！！！ 今度は住民登録局だ・・・ あやうく罰金２５０ＤＭとられるところだった・・・ これは「天国と地獄」ネタだな。ここにかくのは止めておこう。 まだ社会福祉局にも行かなきゃいかんしなあ・・・ 無事にすむといいなあ。 最近悩んでいる事・・・・ 「クリスマスプレゼント何買おう〜〜〜？？？」 なんかお歳暮を選ぶ方が簡単な気がする。 あげないわけにはいかんし、一人一人違うものを 買わなきゃいけないし。あ〜めんどいよ〜！ 誰か良いアイデアをくれ〜！！！

今日とあるきっかけで、知り合いの日本人が 大きな夢をえがいてドイツに飛び出してきているのだという ことを知った。そして着実に夢に近づいているようだ。 こういう人がいると、刺激を受けて 「私もがんばらなきゃ」って気になる。 周りにこういう人がたくさんいる私は とってもラッキーだね。 今日は大学の日本語教師全員でお食事会だった。 日本人二人、ドイツ人３人。全員女性！ これから私たちの日本プロジェクトがどうなるか、 など色々話し合った。しかし私は学生でも あるため、また余計な事を聞いてしまった！ というような話題がいくつかあった・・・ ああ、早く卒業したい。

この前日本に帰った時に集めた奨学金情報を やっと一部アップ。ネットもいいけど、足で集めるのが やっぱ基本すよ。私は各地の国際交流センターや 大学の国際課をおとずれ、情報を集めているんすよ。 留学センターに電話もかけちゃったりするし。 本屋で立ち読みしてメモっちゃったりするし。 ・・・しかし、今日書いているうちに思った。 「いったい誰のために私はこんなことしてるんだ？」 奨学金情報を集めるのに少なからずお金をかけ、 それを無料でここで垂れ流し・・・私ってばか？ いいんだ「情けは人のためならず」だもんね。 自分のためだもんね。 きっと、めぐりめぐって私に恩返しをしてくれる 人がいるはず。期待してるよ！

昨日大学の研究室の図書館にいったら、 生徒からのプレゼントがおいてあった。 いや〜ん！めっちゃうれしい！！！ おいしいおいしいクッキーでした。 しかし添えられていたカードには 「あけましておめでとうございます！」 なんか違うんですけど〜。しかも去年このことに ついては説明したはずなんですけど〜。 バイト先からもクリスマスプレゼントが送られてきた。 アルマーニの香水！毎年毎年香水を送ってくれるのは いいけど、香水って好き嫌いがあるからなあ。 今日は学科のクリスマスパーティーもあるので、 何か用意しないと。寿司でもつくるかな。

昨日のパーティーはたのしかった！おしゃべりの中で、 私と私の担当教授の誕生日が一緒（２月２日） という事が判明し、おお〜！親近感！ 最近私は「好き好き！先生！大作戦」をとろうと 思っていたので、こういう共通点があるとうれしくなっちゃう。 この作戦は、 先生を（半ば無理矢理）好き！と思い込む（もうラブラブ光線発しちゃう） ー＞先生の授業も好き！と思い込む ー＞この授業は真面目にうけられるようになる という自己催眠作戦なのだ（先生が好きになれない場合は クラスメートの男の子を好き！と思い込むようにする）。 ツナマヨの巻寿司を作っていったら大好評！ 「私一人で半分ぐらいたべちゃったわ」と リトアニア語の先生に言ってもらえた。 うれしい！ 他の人が作ってきたのは、サラダにケーキにクッキー。 もう一人の日本語の先生は「やきとり」。すばらしい！ クッキーはもうホントにいろんな人がいろんなかわいい 形のをつくってきてて、すごくおいしかった！ みんなやっぱり手作りするのね〜。 もちろんのこと、グリューワインも出た。 しかしそれ以外にアルコールがなかった。 シャンパンぐらいあると思ったのにな。 グリューワインは二日酔いになるので あまりのめないのだ。ちょっとこの事だけは 不満だったな。

この前母校のクリスマス・キャロルをきいて思い出にふけっていた 影響で、イブは大聖堂のクリスマス・キャロル歌唱ミサに参加してしまった。 当然アジア人は私以外みあたらない。韓国人ぐらい何人かいるかなー、と 思ったのに。沢山の人の中ひとり浮きまくっていた私だけど、 ちゃんと楽譜ももらって聖歌隊の見える位置に陣取った。 ぱらぱらと楽譜をめくると、やはりカトリックなので、 知らない歌がたくさんある（私の母校はプロテスタント）。 でも、、ありました！「エッサイの根より」「O!Kinderlein」 「神の御子は今宵しも」「聖しこの夜」！！！ どれも昔にさんざん歌った歌だ。アルトパートだってできちゃうぞ。 なんならディスカントも！ まずパイプオルガンの音が聖堂のなかに響き渡り、聖歌隊が １曲歌う。まあ、なんとボーイソプラノの響きの美しい事！ 大聖堂だけあって、音響効果が最高だ！母校のチャペルも 素晴らしかったけど（日本で最初のパイプオルガン！）、 これには到底かなわないね。 聖歌隊と参加者と交代で歌う。一番は皆で、２番は聖歌隊、 という具合。曲と曲の間には神父さんの解説、オルガンの間奏。 神父さんのあとに続けて答唱をすることもあった。 ミサを途中で抜け出し、車でブレーメンへ！ ブレーメンに着くとそこは嵐の真っ只中であった。 記録的な嵐になったらしい。南の方では被害が すごかったようだ。 北ドイツといえば、この季節「グリューンコール！」。 お腹いっぱいたべた。付け合わせのソーセージも たんまり食べた。しあわせ。樽BECK'Sも飲んだ。おいし〜い！

ドイツの大晦日といえば花火！そしてシャンペン。 花火は年末の数日しか販売許可されない。 昨日私はいそいそと花火を買いに行った。 ２０００年のせいか、花火売り場が例年に無く 大きくて、専用ガードマンまで警備している。 一番色々入っていて派手な袋を手にとり レジにいった。レジには私よりかなり若い おねーちゃんがいる。私が花火を渡すと 「１８？」と言ってきた。私は花火の 値段かとおもったので「１８マルク？」 と聞き返したら、「いや貴方は１８歳以上かって きいてるの」。なんだと！？失礼な！ 「１８歳か・・・Ｘ年前そんな若かった事も あったわね・・・」と答えたら、彼女は 「Oups!」といって手で口をおさえた。すると 突然後ろからにゅっと大男が出てきて、 「いや、俺も今年齢を聞こうと思っていたところだよ」 と言った。よく見るとガードマンではないか。 １８歳以下の人には花火は売ってはいけないのだ。 しかし、私はそんなに若く見える？いいけどねー。 新年はもちを食べたい！と思ってアジア食料品店に 買いに行ったら、なんと１４マルクもする！ これは・・・いくらなんでも高い！却下！！！ 今晩は友達の家で夜通しパーティー。 パーティーには大量の春巻をもっていくから もう準備しなきゃ。

書き忘れた。ドイツの大晦日といえば Dinner for oneというコメディ番組！

ここを更新するのすっかり忘れてた。 日本からプレステのソフトが送られてきたから、 短期決戦を目指してテレビの前ばかりにいるから。 新年になった。毎年「今年こそは真面目に勉強しよう！」 と誓っているのに、できた試しが無い。でも今年も誓う。 「真面目に勉強するぞ！！！」。専門に関係無い勉強ばかり していては駄目だね。 もうひとつ、「今年はもっとドイツ語の本を読むぞ！」。 授業で嫌々読むのではなく、楽しんで読めるようになりたい。 とりあえず「ファントム」を手に入れたので、これからはじめよう。 今年はもっと活動的になるぞ！ 仕事にも慣れてきたし、次のステップを考えたい。

今日はゼミの日だったから、気合入れて大学いったのに、 休講 発表者の準備不足で発表ができないため ・・・何だってぇ！？ しかも連絡してきたのは１時間前！？ さらに先週も同じ理由でゼミ休講だったぞ！ 君たち、もっとまじめにやれ〜！！！ 人がせっかく勉強する気満々で来たのに、 その意気込みをいきなりくじくなんて！ これは学科で一番重要なゼミなんだぞ、 これを受けないと卒業試験申し込めないんだぞ、 なのにどうしてそう簡単に逃げてしまうのかな〜！ 君たちドイツ人だろ、言葉の問題が無いのに どうしてちゃんと発表できないかな〜！ 私でも去年はちゃんとできたのに。 なーんて思いながらキャンパスをぷらぷら 歩いていたら、おっと、北欧言語学科の教授に遭遇！ スウェーデン人なのだが、妻子を故国にのこして うちの大学で教鞭を取っていらっしゃるのだ。 私は２回連続この教授の授業をさぼったので （といってもGastで行ってるだけ）できれば見つかりたくない。 「Oh! Frau TAKO! Frohes neues Jahr!」 見つかってしまった上握手までされてしまったよ〜 なんかしゃべらなきゃ〜（緊張してしまうたこ） 「え〜、ちょうど良いところにお会いしました！ 実は質問があるのです（たこの心の声：おいおい！何をしゃべっているんだ 私は）今度教授室に伺ってもよろしいですか？」 （あ〜、また余計な事を言ってしまった・・・） 「もちろん！私で手助けできる事ならなんでもしますよ！」 というありがたいお言葉をいただいたので、 来週までに質問を考えなくてはいけないはめに。 でも、最初学科に知り合いが一人もいなくて、 右も左もわからず孤独に授業を受けていた日々に くらべたら、今はかなり学科にとけこめたと思う。 こうやって別専攻の教授にも存在を認識されてるし、 うちの専攻ではほぼ全ての先生とDuで話せるようになったし、 学科の学生のほぼ全員に顔売れたし（図書館の主だから・・・）。 居心地良いなあ、この学科は（でも早く卒業したい）。

いや〜、今日のはすさまじかった。 私まで食べられてしまうのではないかと思った。 え？バイトのことですがな。 今日は日本人激安パックツアー御一考様に いっぱい食べられてしまったのよ。 私がチョコレートを一人にさしだしたら、 「ちょっと、ちょっと、奥さん、これＸＸＸＸのチョコよ！ すんごく有名なのよ！食べなきゃ損よ！！！」 と、仲間に声をかけ、あっという間に私の周りには １０人ちかくの日本人が！四方八方から手が伸び、 私は商品説明しながら試食品を補充するので てんてこまい！あとからあとから質問がくるわ、 「これも試食させて！」というわがままな注文はくるわ・・・ そして彼らが去った後には空になった販売台。むちゃむちゃ売れた！！！ 集団心理というやつか？私が「安いよ！安いよ！」と連呼したせいか？ まるで 白蟻の大群が去った後に食べ残された骨 のような気分。 しかしむかついたのは、私が日本人の相手で手いっぱいの時に 家族ぐるみで大量に試食品を奪っていったＩ国人一家！ しかも一つも買わなかった！きわめつけに、子供に母親が試食品奪取を 奨励していた！おまえらなんぼほど取ったらきがすむんじゃい！ Ｋ国人でもそこまでとらないぞ！！！人が注意する暇がないことを いいことに、好き放題やってくれちゃって！これの値段知っとんかい！？ あ〜、むかつく！！！

今日もはりきってばいとに行った。 昼過ぎには★とっても公用語の多い国★からのお客様が多いのだが、 私の予想に反してチョコの売れ行きは良い。 一人当たり試食する数はやたら多いのだが、高い商品を 買ってくださるので、目をつぶることにしよう。 しか〜し☆今日はものすごいお客さんがいた。 私がクレームをつけられたわけではなく、私の同僚が つけられたのだが、そばで聞いていて頭痛がしてきた。 ◎クレームの内容はこうである◎ その☆Ｉ国☆からのお客様の手にはしわくちゃのレシートがにぎられていた。 見かけは３０代のビジネスマン風。丸い顔に大きな目にはなかなか愛敬を感じる。 同僚と話しているその態度も、親しげな態度であった。 きっと国際見本市に来た人だろう。 なんとはなしに側にちかよってみたら、二人の会話が耳に飛び込んできた。 男「だからね、僕が気が付いた時には、それだけなくなっちゃてたのよ。」 店員「持ち物から目を離したら１分でなくなってるのがドイツでは普通ですよ」 男「でもね、僕ここにレシートもってるし、なくなったのレジのところだと 思うんだ。だから、この商品もう一回もらいたいわけ。」 店員「さきほどマネージャーも言ったとおり、それは無理なんです！」 男「あの人は英語があまり出来なくて僕の言い分を理解できなかったんだよ。 君なら英語が上手いから僕の行ってる事わかるだろ？」 店員「あなたの英語は分かりますけど、あなたの考えは全く理解できません。」 男「嫌んなっちゃうなあ、皆英語出来なくて。」 店員「分かんないのは英語じゃなくて、★一年前★に購入されたのち 盗まれたた物をレシートをもっているからという理由だけで、 店からもう一度もらおうというあなたの考えです。 ドイツでそんな考えの通用するところは絶対にありません！」 男 「じゃあ、また来年試してみるよ。」 ・・・そばで聞いてるだけで絶句してしまった！ かれは同じクレームを３人の店員にし、さらにはマネージャーまで 呼び出して小一時間にわたって自分の要求が通るよう主張していたのである。 彼がやっとかえった時は店員一同ほっとした。 私はかれがいったい何をあんなに欲しがっていたのか気になったので 同僚にきいてみた。 「７マルク（＝４２０円）のチョコレートよ！」

昨日のあさ、まだ半分まどろみながらおトイレに いこうとした。すると・・・ つるっ すって〜ん☆ 一瞬何がおこったかわからなかった。 しかし起き上がるために床についた手がぬるっっと した時全てを理解した。 私は掃除のおばさんが必要以上にぴっかぴかにみがいた つるつるの床ですべって転んだのだ。 ちくしょう！またやられた！！！ 何っだていつもいつもいつも必要以上に床を濡らすんだ！ しかも朝の７時から大声でおしゃべりしたあげく モップで床を磨きながら人の部屋のドアを激しく叩くし、 トイレットペーパーはちゃんとセットしてくれないし・・・ 腹立つんじゃ〜！！！ 私何回転んだと思ってんねん！ しかも今回は強打したぞ！ お医者さんにまで行って、あしたレントゲンとらなきゃ いけないんだぞ！しかも肋骨が痛くてちょっと恐いぞ！ ひびが入ってたらどないしてくれんねん！！！ 寮の役員会に報告してやったからな！ いたいよ〜！！！

昨日かかりつけのお医者さんに、「レントゲン医に行きなさい」と 言われたので行った。いろんな医者をたらいまわしされるのは いつものことである。 レントゲン医にいくと決まってされる質問。 妊娠してませんよね？ いつもは「してません」と答えればそれで終わりだけど、 きょうのおねーさんはしつこい。 「ほんとにしてませんか？」 「してません」 「絶対に妊娠していてはいけないんですよ？」 「だからしてませんってば」 「絶対ですね？」 「しとらんっちゅっとろーが！」 とは言わなかったけど、「妊娠してません」という誓約書に サインをさせられた。 全くドイツの医者ではなんでこんなしょっちゅうサインしないかんのじゃ！ 麻酔する時、親知らず抜く時、たいした病気でもないのに 保険の支払のために入院させられそうになり、それを拒否して帰宅する時・・・ みんな裁判対策なのね〜

私は昨日から寮の人に声をかけられまくっている。 「たこ！楽しみにしてるからね！」 ・・・今日は恒例、寮のカラオケ大会なのだ。 実は私は今日は歌いたくない。 なぜなら新曲を用意していないからである。 この気持ち、なぜみんな理解してくれないんだ〜！！！ 「当然今日は歌うよね？」 た：「いや、新しい歌を用意してないから歌わないよ。」 「なんで？同じ曲だっていいじゃん」 た：「それじゃおもしろくないもん。」 「おもしろいよ！」 この会話を何度繰り返したか。 おまけに朝っぱらから電話してきた奴もいる。 「たこ！今夜はからおけだね！聞きに行くからね！」 勘弁してくれ〜 同じ曲を歌うのは、私の芸人魂がゆるさんのよ〜

今日バイトの最中に後ろから日本語で 「・・・たこさん？？？」 と呼びかけられた。 振り向いてみてびっくり！ どっひゃ〜っっ なんと６年前に一緒にドイツに交換留学してた Ｓさんではないか！こんなところで再会するなんて！ Ｓさんは最近大学院を卒業して就職し、 将来的にはドイツ支社に配属になるそうだ。 ２月１日から仕事なので、その前にドイツに 遊びにきたという。 彼女から７年前のサマーコースの面々のなつかしい 話をきいた。参加者２０人のうち半分はその後 ドイツに留学（就職）してきているんだね。 「ＸＸＸ大学サマーコース同窓会」がドイツで できるかも。 なんにしろ、ドイツの日本人仲間が増えそうでうれしい。

昨日は同じ学科で日本語を教えている友達（ドイツ人）の 就職祝いパーティーに行って来た。どこに就職したのか イマイチよくわかってなかったのだけど、聞いてビックリ。 私立大学での将来の地位を約束された助手の地位だって！ いいなあ。ちょっとジェラシーたこ。でも、彼女が 今までやっていた仕事を私に譲ってくれるので、 ちょっと嬉しい。私もがんばろう。

ははははー！発表のレジュメをかきおわったぞ！ なぜか１４枚も書いてしまった。２時間で発表しきれる のかな？まあ、大丈夫でしょ。 下書きを、別の先生に見てもらったら、 「これでとても良いと思う」といってもらえた上、 学術的文章を書くコツのプリントをたくさんもらった。 いつかＨＰにものせるかな。 もう一つうれしかったことがあった。 生徒に授業をほめてもらえたこと！ 「日本語コミュニケーション」という授業を 私はやってるのだけど、実は自分で満足のいく 授業が出来ているとは思ってなかった。 昨日は最後の授業。終わった時、とある 生徒がわざわざ私の所に来て日本語で、 「一番良い先生です」と言ってくれた。 もうひとり別の生徒が、 「とても良い授業だった」 とほめてくれた。 いや〜ん、たこ、もう 超カンゲキ〜！！！ 先生やっててよかった〜 これを糧に、来学期への準備をがんばるぞ〜！

＜たこ・日本に滞在中＞ 今日の昼ご飯はとある喫茶店で食べた。 マスターの相方は外国の人だ（フランス人）。 ミリアムさんといい、かなり日本語は達者である。 カウンター席にすわったのだが、隣は常連らしき 年配のおばさん。 「あんたら、昨日また喧嘩したんやて？まあ、 喧嘩するほど仲ええゆうからなあ！あはははははは！」 などと言う事を、大声で話している。 私はまあ、食べる方に集中していたのだが、このおばさんが 聞き捨てならない発言をしたのだ 「今日はええ陽気でぽかぽかと暖かいなあ。な、奥さん、 こういう日を日本語では小春日和っていうねんで！ おぼえときや！小春日和！」 ちょーーーーーーーっとまったぁーーー！！！ 違うがな！！！それは秋のぽかぽか暖かい日やがな。 ここは日本語教師として正しい知識を伝授せねばなるまい！ と思ったそのときである。 小春日和は秋ですよ。 え？ 答えたのはなんとミリアムさんである！ おばさんは目を白黒させていた。 そして周りの日本人も、 「そうやで、小春日和は秋のことやで。逆に教えられて どないすんねんな。XXさん（おばさんの名前）」 「そうそう、日本人でもよう間違っておぼえとるけど、 ミリアムさん、ようしっとるやん。」 「こないだテレビで見たばかりだから、私は自信があるよ。 これ知ってる事私の自慢なの。」 と、ミリアムさんは語る。 おばさんはミリアムさんに自慢の機会をど〜ん！と与えてしまったのだ！ それにしても、日本人が外国人から日本の知識を教えられる瞬間を 目撃できて、おもしろかった（私自身たくさん経験してるけど）。

今日は「趣味の園芸再開記念日」。 なーんて大袈裟に言うほどでもないけどさ。 久々に庭仕事なんてしちゃったよ。 去年から伸びに伸びた黒スグリ（だとおもう）のとげとげの茎が 庭中はびこり、このままではスリーピング☆ビューティーの城 （しかも王子様はたすけに来ない）になってしまうと 思ったので、鋏で剪定することにした。 以前日本で苺を庭植えにしていらい、ベリー類はあなどっては いけないと痛感している（庭中苺畑になってしまった。しかもすっぱくて たべられない）。ちょんちょんに切る事にした。 そしたら刺で両手が傷だらけに！ 切ったはいいけど、とげとげの茎の後始末どないしよ〜。 明日からは学会。初めての参加だからちょっとキンチョー。 しかしさっきから原因不明の激しい落ち込みに襲われている。 どうしちゃったんだろ〜

教は久々にバイトに行った。 そしたら必要以上に試食用チョコが送られてきていて たいへん！これを私にどうしろって！？ そういえば最近久々に身の危険を感じる出来事があった。 駅でベンチに座っていたら、大きなはた（棒付き）をもった 男（一目みただけで「やばい（ひょっとして薬やってる？）」とわかる人） がわけのわからない言葉をさけび、地面をたたきながら近づいてきて どっかりと私のとなりに座ってしまった。 それだけでなく、にたにた笑いながら足を近づけてきたので、 恐くなって立ち上がってにげたら、 「くそったれ！ばかやろう！」 と恐ろしい声で叫んできた。棒で地面もたたいていた。 追いかけられてあの棒で殴られたらどうしよう！ とむっちゃ恐かったけど、その様子はなかったので一安心。 ちょっと足が震えてしまった。 やはりフランクフルトは危険だ。

なんかコンピューターの調子がいいので 今のうちに書き込みしてしまおう。 今日は夏学期の初日、初っ端から授業をした。 しかし、今回60歳以上の生徒が多い（3人）・・・ しかも一人は語学教師！ 日本のドイツ学園で教えてたんだって ひゃー！やりにくい・・・ コンピューターの調子が悪いため、 自宅で日本語教材が作れず、 大学のコンピューターでやろうとしたら、 金曜日にワードをアップグレードしたとか なんとかで、こちらも激し調子悪し！ むっちゃこまるやん！ そういや昨日バイト中に不愉快な目にあった。 Ｋ国人、いやはっきり書いてやる！韓国人 に試食品食い散らかされたー！ しかもきれいに化粧したお姉ちゃんが、私の目の前で 鼻をほじって、その指でばくばくたべた！ おえ

今日はある生徒の追試の予定だった。 その前に他の授業をしていたのだけど、 授業中その追試を受ける予定の生徒がいきなり 教室に入って来て、 「ごめんなさい、今日の試験うけられません。 勉強ができなかったもので・・・ 次の期日をきめていただけますか？」 ぷち 前回の期日の時も全く同じ事を言ったくせに！ しかも関係無い授業中にいきなりあらわれ、 授業を中断させて皆の前でこの要求か！？ しかも、ちっとも申し分けなさそうにしてない！ むーかーつーくー！ むーかーつーくーーー！！ むーかーつーくーーーーーーー！！！ こちらが不快感をあらわにしても、相手は動じる気配無し。 この生徒には以前にもえらいめにあってるんだ （過去のこの日記参照。テストに文句をつけたひと）。 学科の規則では、この要求は通る事になっているのが また腹立たしい（語学コースのみの規則）。

今日は大事なゼミの日。各自の発表のテーマがきまる。 私はなぜか一番難しいテーマになってしまった。 友達に遠慮して簡単なテーマを譲ってしまうからだ・・・ なんで外国人の私がドイツ人より難しいテーマをやらにゃいかんのだ。 まあいいけど。これで最後の単位だ（予定）。 パソの調子が悪いため、長時間ネットができず、 余った時間をピアノにあてている。 ２年近くさわりもしなかったピアノだけど、 かつてひけた曲がひけなくなっているのに 愕然とし、町に行って楽譜を買い込んできて 練習をはじめた。もともとたいしてひけるわけじゃないけど。 昼ご飯はドイツ人の友達とたべた。彼女は元私の生徒で こないだまで１年日本に留学していた。もともとアジア人好き （金城武なんかがツボ）だったけど、 今日新たな事実が判明！彼女は日本で３股（？）かけていたのだ。 どっひゃー！ 「私は悪女です」と自分で日本語で言っていたから 自覚はあるんだな。

今日はお友達の家におよばれ。 彼女の両親は元私の日本語の生徒でもあるので、 家族全員で私を大歓迎してくれる。 もうほとんどその家の子供のような気分だ。 私には私をそのように扱ってくれるドイツ人家庭が ３つある。とっても恵まれてるな、と思う。 「家族」（のようなもの）がないと、留学生活は とてもつらいものになるだろう・・・ 友達はこの秋から私の日本の母校に留学する事が決定した。 私にとっても、うれしい出来事だ。彼女にも是非私の 実家に遊びにきてほしい。観光地のど真ん中だから きっと楽しいぞ！ ケーキを食べて、散歩に行き、ドイツ家庭料理を ごちそうしていただいた。うーん、楽しかった！ 私の同僚（っていったら失礼か。先輩）の日本語の先生も 御相方ともうすぐ２歳の息子さんと招待されて来ていた。 今日、私はミニスカートをはいていたのだが、 その坊やは私のふとももにすぐだきついてくる。 きみは将来スケベ決定だな。だめだよ、スカートの中にまで 手をいれちゃあ。

今日は例の生徒の追試をした。 図書室で２人きり。私はネットをしながら 試験監督。 ・・・すると、その生徒ががさがさ動いて かばんから何かをとりだしている気配が。 ・・・まさか？ 気になったので近くまでいって見てみると、 私が授業中に配ったプリントを見てかいているではないか！ こら〜〜！またんかい！ そりはカンニングというものだよ！ まさかそのことを知らないわけではあるまい？ しかも私の目の前で堂々とやる、その神経が理解できないよ！ 「・・・あの〜、テスト用紙以外は見ないでください」 「何も見てないでしょう！」 たこ絶句！ みとるがな！これ以上ないというぐらいに見とるがな！！！ 「・・・それは、私が配ったプリントでしょう？」 「これを見ちゃいけないんですか？そこまで貴方が言うのならしまいますけど。」 この人の常識っていったい！？ ・・・・ 試験後（終了！と宣言してから彼女はだいぶねばったけど） 答案を受け取る時、 「何点ぐらいあれば通してくれますか？」 ときかれた。 「５５点あれば、平常点とあわせて、最低の成績で通りますけど・・・」 「なんですって！？じゃあ、ものすごくできないと 通らないってことじゃあないですか！そんなの無理だわ！」 「・・・落ちたら今学期にもう一度コースに通ってテストをうければ いいじゃないですか。」（もう完全脱力たこ） 「まあ、そうなんですけど・・・」 ５５点って「ものすごくできないととれない点数」か？ ホントは６０で切りたいところを、普段の小テストの 点数もいれてやろうって言ってんだよ・・・ ああ、この人を落としたら、また私のクラスにくるのね・・・

下着泥棒にあった！！！ 信じられない〜〜〜！！！ (;;) 鍵のかかる洗濯室なのに！ 洗濯機の中から下着だけ選んで盗られた〜 (;;) ばかやろ〜！ いくらしたと思ってんねん！よりによって高かったのばかり！ 毎回帰国の度に身銭をきって買っていたのに！ ドイツじゃ買えないのに！！！ 誰じゃ〜！（寮内の人の犯行でしかありえないけど・・・） 絶対ゆるさん！

ほほほ。ついに買ってしまいました。 ドイツもんを買うのにちょっと不安はあったものの、 買ってしまいました。思い切って大きいのを。 え？コンピューターですよ。 我が家に新しいコンピューターがやってきたのです。 でも今現在はたんなる大きな箱です。 ドイツ語ＯＳ消して日本語ＷＩＮ９８入れるんだ〜！ ＬＡＮカードも買わないとネットに接続できないし、 キーボードがドイツ仕様でつかいにくいけど、 う〜れ〜し〜い〜！ ちょっといじくってみたけど、さすがに早い！ このぼろマシンとは比べ物にならない！ でも新品のパソを前にこのぼろパソを使うのって なんか情けない・・・

今日は電動車椅子に足をひかれてしまった。 せまーい通路にたくさんの人がいるところを、 車椅子の人が通ろうとしたので、私は道をあけた。 ところが、彼は私が立っている前の部屋に入りたかったらしく、 私の前で方向転換すると、いきなりバックしてきたのだ。 電動車椅子というのは、むっちゃ重い！ しかもタイヤは頑丈！ とどめに結構スピードが速い。 こんなものに足を踏まれた日にゃ〜 ぎゃあ〜〜！！！ むちゃむちゃ痛かった！ まあ、彼はわざとやったわけではなし、そのこと事態はいいのだ （でも痛い）。しかしその後が不愉快であった。 私はしばらく考えた。 「文句を言うべきだろうか？」 彼は重度の身体障害者で後ろを見ることはできない。 だから後ろにいた私の方が注意すべきだったのか？ しかたの無い事だから私ががまんすべきなのか？ いや、違う！ これがもし小さな子供だったら？ この電動車椅子は凶器になりうる！ 彼はこの車椅子によって人に痛い思いをさせたことを 知るべきだし、人がたくさんいる狭い所では 何も考えずにバックすべきではない！ 彼が歩けないのは残念なことかもしれないが、 それが人に痛い思いをさせて良いという免罪符にはなるまい？ そう思ってつかつかと彼に歩み寄り、彼が私の足を轢いた事を伝えた。 ところが、である。 彼の周りにいたドイツ人二人が、 「だからどうだっていうんだよ、彼は後ろが見られないんだから、 しょうがないだろう？」 「おまえは足を轢かれて痛い思いをしただけで済んでいいじゃないか、 彼は生まれた時から歩けないんだぜ？」 と私に抗議してきたのだ。 その場の雰囲気では完全に私は悪者。 うそ〜？私は被害者でしょう！？ これで足の骨でもおれてたら、彼にも責任があるんじゃないの？ だから私はそのことも考慮に入れて彼に事実を伝えたのに！ この二人のドイツ人こそ車椅子の彼を逆差別しているのではない？？？

今日は夏休み用のバイトの面接に行ってきた。 ドイツのコンピューター関係の会社だ。 そして、私がいつも困ってしまう問題にぶつかった。 自分の労働に値段をつけるということだ。 つまり時給いくらほしいか額を提示してくれ、 と言われたのだ。 仕事内容は日本語への翻訳及びプログラミングである。 その上日本企業へのアプローチのしかたもアドバイス しなければならないようだ。 私は友達の紹介の仕事だということで、出血大サービスのつもりで 時給３０DM！と言った。ところが、 「ええっ？そんなには出せません！ 学生ならば１８DMぐらいが相場でしょう！？」 という相手の答え。 鼻で笑っちゃうね！ 馬鹿をお言いでないよ！どこの誰が翻訳＋プログラミングを 時給１８DMでやるんだよ！ 昔の私ならこれでも引き受けてしまったかもしれない。 しかし、今の私には余裕があるのだ。別にこの仕事が なくても困らない。だから少々強気にでられる。 それに私がこの値段で引き受けてしまったら、 日本語翻訳の一般的な値段を下げてしまうことにも なりかねない。私だけの問題じゃないのだ。 他の日本人のためにも、ここは譲るわけにはいかない。 「１８DMでは私は働きません。今私は販売員としても 働いていますが、その時給は２９DMです。貴方のおっしゃる 仕事は販売の仕事よりもはるかに難しい仕事です。 それに、ドイツ語と日本語ができ、コンピューターの 知識があり、言語学的知識を持ち、労働許可を持っている 日本人を探すことは非常に困難です。これは誰でもできる 仕事ではないのです。それが１８DMというのはあまりにも 安すぎるでしょう。ためしに日本語翻訳の相場をお調べに なってください。最低でも1ページ50DMはします。一行につき８DM というところもあります。 とにかく私はどんな仕事でも時給２０DM以下ではしませんし、 この仕事に対しては３０DMを要求します、。」 私がこう言うと、相手は困ったような顔をして、 「じゃあ、上司と相談してみます。後日電話で連絡します。」 と言った。 そして、家に帰ってきたら留守電に、 「貴方の条件をのむことにしました。確かに日本語翻訳の 相場としては妥当です。」 と入っていた。 たこの勝利！ 言ってみるもんだね〜 でも３０DMでも安いと思うんだけどね。

今日は友達の家に遊びに行った。 彼女は日本に留学していたドイツ人だ。 しかし彼女には恐ろしい宝物があったのである。 彼女が 「ああ〜、セミに行くのは嫌〜！」 と日本語で言ったので、 「セミじゃなくてゼミでしょ！セミは虫！」 と直したら、 「セミを見ますか？」 という言葉が返ってきた。 「何？ゼミのプリントでも見せてくれるの？ 言ったそばからゼミとセミ間違えるなよ〜」 と思ったけど、そんな私の想像を絶する出来事が その直後に起こった。 彼女は大切そうに、不○家のぺ○ちゃんの赤いカンを取り出してきた。 そして、そっとふたを開けると・・・ びっしりのセミらしきもの！！！ セミの抜け殻なんてなんちゅうものを日本からもって帰ってきとるんじゃ！ と思った（ドイツにセミはいない）。 「セミの抜け殻が珍しかったの？わざわざ日本から持ってきたの？ そんなの気持ち悪くない？」 と私が聞いたら、 「抜け殻じゃなーい、ほら！」 と彼女が缶の中から取り出してみせたものは・・・まさか！ ぎゃ〜〜〜！セミの屍骸〜〜！！！ 私はざざざざっっっっと飛んで逃げた。 そそそそそそそそそそんなものを大事に保管しているのか！？ 「思い出だから（はあと)」 そう言う問題か〜〜〜！ 彼女は 「なんで日本人の女の子は虫が嫌いなの？」 と不思議がっていたけど、セミの屍骸をそういう風に定義できるのか？？？ 帰り際にに彼女は言っていた。 「生まれ変わったら、セミになります！」

たこはしょっちゅうお医者さんに行く。 たいしたことなくても行く。心配性だから。 今日もお医者さんに行った。 先日車椅子に轢かれたところがいまだに痛いからだ。 もうお医者さんとも顔なじみ。 「ああ！たこさん、具合はどうですか？ 風邪はなおりましたか？」 「あ、風邪は治りました。まだ咳はでますけど。 今日はぜんぜん違うことで来たんです。」 （ここでお医者さん頭を机にゴンッと打ち付けて 突っ伏してしまう） 「・・・また違う病気なんですか〜？」 ・・・そういえば、最近蕁麻疹でも来たんだっけ。 今日は事故だしな。あっ！風邪の前には滑って転んで来たんだっけ。 その前には、目のアレルギー・・・・ははははは ん？健康保険を使いまくって ドイツ財政を圧迫しているのは私か！？

今日はフランクフルトに仕事で行った。 夕食は張りこんで日本食レストランで。 混んでいたのでカウンター席になってしまった。 てんぷら定食をボーっと食べていたら、 となりに座っていたメッセ出張でドイツに来た 日本人達が突然話し掛けてきた。酔っ払っているようだ。 「あなたLHのスチュワーデスさんでしょ？」 !?いきなりなんなんだ！？ 「いえ、違いますよ〜！学生です。」 「出身はどこ？」 「関西ですよ。」 「そうか、この人は▲▲だよ。」 「▲▲なら大学通ったところですよ。」 「え？じゃあ▲▲外国語大学？」 「いえいえ★★★大学です。」 この後、彼らは関西人の私にとっては殴りたくなるような さぶ〜いギャグを飛ばしまくったので、ひいていたのだが、 カウンターの一番向こうに座っていた別の女性のお客さんが 私のところに来て声をかけてきた。 「すいません、先ほどのお話が聞こえてしまったんですけど、 ★★★大学なんですか？私もそうなんですよ！」 なんと！大学の先輩であった！しかも鬼教授ゼミだったという。 しばらく同窓話をしたあと、彼女は名紙をくれた。 ドイツで日系の会社につとめているという。 「あの、よかったらうちでもお仕事していただけません？」 あらまあ！お仕事の依頼まで！ 私はこうやって仕事をゲットすることが結構ある。 たまたま出会っておしゃべりした人が、 後で連絡をしてくるのだ。レストランだったり、 別のバイト先の会議室だったり、出会いの場所は 様々だけど、知らない人に私はどうも声をかけられやすいようだ。 特にレストランのカウンター席は出会いの場である。 こういった偶然を逃さず、人脈を築いていくと、 結構暮らしが楽になるのよね。

今日は滞在許可の延長に行ってきた。 外国人局の開館の20分前に行ったのに、 18番の整理券。待合には待っている外国人がすでにたくさん。 おととい新しい場所に引っ越した外国人局は、 なんだか今までと勝手が違う〜 今までは開館時間まで決して整理券は配らなかったのに！ 今日は開館前から自動発券機の所に入れた！ そうと知っていたらもっと早く来たのに！！！ 待合には顔なじみのトルコ人の男性がいた。 「たこ！ひさしぶり！たこも滞在許可？」 「そうなの。18番だよ〜。私達よく外国人局で会うね！」 「今日はFrau. Mじゃないといいな〜」 「どうして？」 「Frau.Mはものすごく高飛車のくせに仕事がぜんぜん できないんだよ。滞在許可もくれないし。あの顔を 見ただけでぼくは鳥肌がたつよ！」 「そうなんだ、ちょっと待って。私、確かめてくる！」 ・・・・ 「Frau.Mじゃないよ！Herr.Hだよ！」 「ほんとか！？ラッキー！彼は親切だ！」 な〜んて会話をして緊張しつつも和んでいた私達。 しかしここで私は失言をしてしまった。 「あ〜あ！毎年毎年面倒くさいね！ アメリカ人の子なんて2年分もらってたよ！ どうして私もらえないの〜？」 し〜ん 一瞬場がしらけた。 何？何？どうしたの？・・・はっ！もしかして！ そのことに考えが至ったけれど、時すでに遅し。 トルコ人の男の子は悲しそうな顔をして言った。 「いいじゃないか。一年に1回でいいなら。 僕は毎月更新しなければいけないんだよ？ 毎月びくびくしているんだよ。 しかも僕は君のように労働許可はもらえないし、 ドイツ国外にでると滞在許可が失効してしまうから、 トルコにも帰れないんだよ。 こんなにまじめに勉強しているのに、僕には滞在許可がほとんど出ない。 それなのに、遊び半分で来ている裕福な国のやつには 簡単に滞在許可がでてしまう。まったく腹立たしいことだね！」 しんみりしてしまった・・・ でもまたすぐに明るい彼にもどっておしゃべりしてくれたけど。 ああ、彼を傷つけてしまったに違いない・・・ しばらくすると、中国人の友達がやってきた。 「あ！たこではありませんか！滞在許可の延長ですか〜？ 私は両親の呼び寄せ許可を取りに来たんですよ〜。」 「呼び寄せ許可？」 「ええ、中国人はそう簡単にドイツには来られませんからね〜。」 知らなかった！ そんなこんなで私の番が回ってきた。 「たこ！がんばってこい！」 声援をうけて部屋に入室する。 かなり若い男の人だ。愛想もすごく良い。 「こんにちは。どうぞおかけになってください。 さて、私は貴方のために何ができるでしょうか（にっこり）。」 おお〜！なんて親切な言葉！ 5分ほどで滞在許可が出た。 「期間はどうしましょう？2年ほど出しときましょうか？」 やったー！ラッキー！ 「はい！おねがいします！！！」 「労働許可もお望みどおりにつけておきますね。」 「はいっっ！！！どうもありがとうございますっっ！！！」 やはり教授の手紙は効くなあ。 しかし、ラッキー！と思ったと同時に後ろめたさを感じてしまう。 「日本人」というだけでこんなにあっさりと滞在許可がでてしまうなんて。 先ほどの中国人の友達は係りともめていた。 「何で今日は駄目なんですか！？」 「もう、就業時間が終わるからです。」 「でももう今日もらえないと困るんです！！！」 「あさって来てください。」 「それじゃだめなんです！」 彼はもっとえらい人に直談判しに行くようだ。 この外国人局ではよくみんなでこの言葉を交し合う。 「幸運を祈ってるよ！」 私も彼にこの言葉を投げかけた。 「幸運を祈ってるよ！」

今日たまたま会った日本人の人。 ドイツに就職でやってきたけど、 もう日本に帰国するそうだ。 来た当初は 「言葉がわからなくてもやっていける！ 一旗あげてやる！」 という意気込みだったらしいのだけど、今日は 「やっぱ、目的も無しに言葉もできないくせに ドイツに来たのは間違いでした。自分の 甘さを嫌というほど思い知らされました。 これを教訓として日本で出直してきます。 ドイツについて何もわからないまま帰国するのは くやしいですね。ドイツ人と話してみたかった。」 と、しんみり（でも明るく）語っていた。 話を聞くと同情してしまう。 世の中こんな話があるのね〜 彼は最後にこうも言っていた。 「でも僕は日本に逃げ帰ることができるだけでも 幸せなんだよね。それができない人たちは あそこであのまま耐えると言っているから。 そんな世界があるとわかっただけでも勉強だったよ。」

日本のテレビコマーシャルにこんなのあったよね？ --- レポーター：ちょっとこれ、使ってみていただけませんか？ 会社員：え？今朝剃ってきたばかりなんですけどね〜 レポーター：じゃあ見てみましょう、ほら！ 会社員：うわぁ！ --- これに似て非なる場面に今日出くわしてしまった。 ある電気ショップにプリンターのカートリッジを買いに行ったら、 入り口付近で、何やらお試し会のような事をしている。 しかし・・・ニベアクリームと・・・その手に持っている 機械は・・・ムダ毛剃り機！ まさか・・・まさか・・・ いや〜！やめて〜！こんなところで！ これ以上かきたくないなあ（私が被害にあったわけではない）。

去年の今ごろだっただろうか。 なが〜くかかってやっと実現された 「在外選挙制度」の案内をうけとったのは。 実際に投票できるようになるのは今年の5月からだったのだが、 まさかこんなにすぐにその機会がおとずれるとは 予想もしていなかった。 私は去年のうちに在外選挙人名簿に登録しておいたので、 もう投票準備はばっちりだ。この登録には結構時間が かかるので、今回の選挙を知ってからあわてて登録しても 間に合わない（とおもう）。 しか〜し！ 領事館はなんの案内もしてくれなかった！ 私は日本の選挙と同じ日に投票に行くものだと 思いこんでいた。 今日たまたま領事館の前を通ったので、 「そうだ！きちんと日にちを確認してこよう！」 とよっていくことにした。 そしたら、何と！入った部屋には 「投票所」 と書かれた立て札が立っているではないか！ もう投票できるんかい！？ そんなん知らんかったよ！ 一生懸命封筒に名簿を入れているおじさんが いたので、尋ねてみた。 「あの〜、もう選挙ってはじまってるんですか？」 するとおじさんは作業を止め、 「そうですよ〜。でもまず名簿に登録していただくんです。」 「あ、私もう済んでます。」 すると、おじさんはうれしそうに立ち上がり、 「じゃあ、今すぐ投票しましょう！さあさあ！こちらへ！！！」 と私を記入所につれて行こうとする。 「あ、でも、もう投票ができるなんて知らなかったので、 今日は在外選挙人証を持ってきてないんです。 選挙がいつなのか確認にきただけなんです。」 そしたら、おじさんはがっかりしたように 「そうなんですか〜。でも19日まで毎日やってますから また来てくださいね！」 と言ってくれた。 ここで私はすこしだけ文句をつけたくなった（フレンドリーに）。 「私てっきり選挙のお知らせをいただけるものだと 思っていたんです。在外公館は選挙人名簿に 載っている人に情報を送るようなことはなさらないんですか？ （年金の説明会の案内はくれたのにさあ）」 そしたら、 「いや〜、ニュースダイジェストとか日本人学校では お知らせしたんです。あと、最近登録なさったかたには 個別で郵送したんですけど、早くに登録されたかたには していなかったんです。インターネットとかでできれば よろしかったんですけど、わたしら年寄りには理解できないのですわ。」 ・・・いいけどね、早くに登録した＝選挙にとっても関心がある って思わないのかなあ。それに「在留届」にはEメールアドレス 記入欄があるんだよ。なんでそれを活用しないかなー。 ところで、投票所の受付には見覚えのある人が座っていた。 あれ？某学校の日本語教師さんじゃん。 「こんにちは〜、おげんきですか？」 と声をかけられたので、 「お久しぶりです！学校はどうされたんですか？」 「いや〜、これも学校の仕事なんです。」 へ？これも日本語教師の仕事？？？

私は先生でもあるけど、本業は学生（と思っている）。 先生の仮面をかぶっている時と、本来の学生である時と、 私は別人なのだ。 先生の仮面をかぶっている時は、生徒の母親のような気分。 にこやかに笑いかけるし、わからない事があるなら 親切に（と本人は思っている）教えもする。 でもね、自宅に居る時は本来の私でいたいよ。 行き付けのバーでは友達と居たいし、私を尋ねてきた 生徒と無理して話すのは嫌だよ。一日ぐらいなら いいけど、こう毎日じゃ困るの。

久々に寮で元同じ階に住んでいた友達と 集まった。アメリカ人Jちゃんの誕生日＆引越し パーティーだ。 全部で6人。Jちゃんの彼氏以外は、みな 同じ時期に同じ階に入寮した仲間だ。 この人たちが居なかったなら、私の最初の留学生活は まっくらくらくらだったに違いない。 あの頃は皆でそれこそ毎晩遊び歩いていた。 JちゃんはLHの客室乗務員（スッチ〜）なので、 世界中を飛び回っている。今日の料理は、 アルゼンチンで買ってきたお肉、カナダで 買ってきたスナック。なんか、買い物のために 彼女飛び回っている気がしないでもない。 ひとしきりおしゃべりした後、Jちゃんがインドで 買いこんできたサリーを見せてくれた。 「たこに着せてみろ！」 ということになり、着ていたら、 後ろでカメラをまわされている！ 私はうつりたくない〜！と逃げ回ったけど、 追いかけまわされて、酔っ払いたこを 撮られてしまった・・・ どうもこのメンバーでいると、私は いつもからかいの的にされてしまうんだな。 ところで、このうちの何人かで今度インターネットの 会社をアメリカに設立するらしい。そして、日本にも 進出をねらっているようだ。 「たこ、俺達のために働く気はないか？お金は 今たこがもらっているバイト料より、ずっと多く 出すから。なんなら、正社員としてでもいい。 ドイツ語ができてコンピューターもできる日本人、 てだけじゃだめなんだ。信用できる人じゃないと。 だからたこがいいんだ。考えてみてくれないか？」 そう言われてうれしいような、困っちゃうような・・・ でもとにかく、ストレスためてたところに、 こんな心休まる時があってよかった。 久々にとても楽しかった。

昨日の夜中3時頃、突然部屋のドアを がちゃがちゃして、開けようとしているやつが！ むちゃくちゃびっくりした。 そしてむちゃ怖かった。 私の友達二人が以前鍵を掛け忘れて寝てしまい、 一人は朝起きたら隣にM国人が寝ていて、 もう一人は夜中に二人組みの泥棒に入られた。 そんな事が頭をよぎりどきどき状態。 ただでさえ私は「ちゃんと鍵かけたっけ？」 という、強迫観念にとらわれていて、 寮をでてからわざわざ確認のために戻って来たり、 夜中に目がさめると何度も確認したりしてるのだけど、 ますます確認魔になってしまいそう。やだやだ。 「ちゃんとかけた」ってわかってるんだけど、 どうしても確かめてしまうのよね。 一種の病気だよね。

やった〜！！！ ゼメスター終わった！！！ 発表も終わった！ 日本語の授業も終わった！ 発表は思ったよりうけたぞ！（ああ、そんなことで喜んではいけないのね） こんな苦しんだ発表は久しぶりだな。 日本語の生徒からは、感謝の手紙と贈り物をもらった。 もらって良いのだろうか。 まあ、満足、かな？？？

今日はやっとこさ確定申告の書類を作成した （おい！〆切は５月３１日だろ！という突っ込みは無しね）。 作成した、というか「してもらった」。 してもらったうえに家に招待されて、 ご馳走になってしまった。 役所関係の届けは本当にめんどくさい。 「役所ドイツ語」できちんと書類を作成すれば、 後々有利になるだろう、ということで、 もと公務員、税務関係の仕事をしていた人 （元私の生徒）がやってくれたのだ。らくちんらくちん。 この家に行く度に、「ああ〜これよこれ！これが ヨーロッパの家よね〜」と思う。 ものすご〜く広々とした、重みのある家具に 囲まれた部屋。家族の肖像画、アンティーク・・・ 日本じゃ到底無理っぽい。 道中では、なだらかな丘に広がる 見渡す限りのワイン畑、小麦畑。 所々にある一面黄色のじゅうたんはひまわり畑。 空には気球がゆらりゆらり。 ドイツにいてよかった！と思える一日だった。

いつものように、バイトに行き、 いつものようにチョコを売る。 しかし今日は何かがいつもとちがった。 ...何が違うのか... 日本人女性達がいつもと違うのだ！！！ やたら背が高い。 やたらスタイルが良い。 全員金髪そしてショートカット。 きわめつけは歩き方が女らしくない.... なんなんだ！？この宝○みたいな集団は.... って「みたいな」じゃなくて本物の○塚集団やっちゅうの！！！ ベルリン公演の帰りかあ！！！ うっひょ?！こんだけ一編に見ると壮観だなあ！ 私には誰が有名な人なのか全くわからないけど。 取り敢えずチョコを勧めてみた。 でも一人を除いて誰もたべてくれなかった... みんなダイエットかな?？？？

お金がない。 だって、お給料DM４０００ちかく未払いなんだもん。 4月に働いた分もあるのよ〜 しかもユーロの額面をDMで払われた！ それってほとんど半額じゃないの！ 決別を覚悟して、バイト先に抗議のFAXを送った。 大学の給料が遅いのはしかたがない。我慢しよう。うう・・・ 私は今ボンビ〜

ううう・・・ついに来てしまった！ ひょっとして来ないんじゃないかと思っていた仕事が・・・ 大量の日→独翻訳の仕事。 ちっともうれしくないよ〜 だって気分はただ働きなんだもん。 なんせお金は一年前に全額前金で もらってしまっているうえに、すでに使い果たしてしまっているから。 あああ・・・でもやらなきゃね。 もうほとんど忘れていたのに。 去年働いた分でもう終わりかと思っていたのに・・・ せめて独→日ならいいのに・・・

最近私は電話の音を切っている。 鳴るのが怖いから。 仕事がこれ以上くるのも怖いし、 無料生活相談所にされるのも怖い。 生徒からも電話がかかってきて怖い。 私の安らぎを邪魔しないで〜！ 昼間は自宅で静かに翻訳作業をしたいのよ。 なんせ大量にある上、〆切に追われてるから・・・ でも飲みのお誘いは大歓迎だよ。

「Dr.スランプ」ドイツ語版が出ていたので買ってみた。 結構よくできてる訳だと思う。駄洒落を苦心して 訳しているのには感心した。 ・・・しかし・・・ んちゃ！ほよよ！と言わないアラレなんてアラレちゃんじゃないやい！ 「Tag!」「ups!?」 なんて言われても、全然雰囲気でないぞ！ それよりびっくりしたのが、ガッちゃんが 「sie」にされていた事！sie・・・完全女の子扱い！？

昨日の夜、いつものごとくバーでビールを飲んでいたら、 なんか署名の用紙がまわってきた。何だろうと思って 読んで見ると・・・ 「Pにドイツ滞在許可を！」 Pはすでに20年ドイツに住んでおり、 完全にドイツ社会にとけこんでいます。 Pはとても親切で、私達は友達である Pを失いたくありません。私達はPを よく知っており、彼がすばらしい人物で あることを保証します。 ・・・というような内容だった。 いったいなんでこんな署名を！？ とびっくりした。聞いてみると、彼は不法滞在で、 最近警察に目をつけられるようになり、このままでは 国外退去になるということらしい。 ・・・知らなかった。 てっきり彼はドイツに亡命しているとばかり思っていたのだ。 この署名が効力を発揮するのかどうかは分からないらしい。 20年という長い間、不法滞在とはいえドイツに 暮らしていた彼にとって、母国に帰るのはつらいことだろう。 そしてドイツ再入国は許可されない・・・

ああ〜！今日もやってしまった！ バイト先で喧嘩二連ちゃん。 なんかしょっちゅう喧嘩やってるみたいに 見えるけど、違うのよ〜 相手が不当な攻撃をしてくるから防御せざるをえないのよ〜！ 今日の喧嘩の例： 私の試食用チョコのいくつかが成分分離して 見た目と舌触りが悪くなった。でも食べられるから もったいないと思って捨てずに、店員用の休憩室に 置いておいた。そしたら、 「こんな古いものを私にたべさせて食中毒にさせるつもりか！ ばかにしないで！」 と食べもせずにいきなり詰め寄ってきた店員がいた。 「これは成分が分離しただけで、チョコにはよくあること。 見た目が悪いからお客さんには出さないけど、 まだ食べられるから捨てるよりも皆が食べたかったら 食べてもらおうと思っただけ。」 と言い返した。そしたら彼女は言いたい事だけ言って 去って行った。その場にマネージャーがいて、全てを 聞いていたので、私はマネージャーに事情を説明した。 そしてためしにチョコも見せて食べてもらった。 「貴方の言ってる事は正しい。だいたいこのチョコは お客さんに配る用であって、店員達のためじゃない。 貴方が好意でやったことに不当な文句をつける彼女が 間違っている。私は彼女と話をしなければならない。」 あとでボスが、彼女のした事をあやまってくれた。 ボスのせいじゃないのに！しかも Entschuldigung! だって！ドイツでめったに聞く事の出来ない謝罪！ なんかこっちが恐縮してしまった。 もう一個の喧嘩は書くのもばかばかしい。 相手の上司があやまってくれたからいいや。

昨日はバーベキューをした。 私はソーセージ、ステーキ、焼き鳥を 用意していた。もちろん一人で食べるわけじゃない。 皆少し多めに持ってきて、何も持ってこなかった （突然参加の）人にわけてあげるのだ。 私は焼き鳥のにたれをつけて日本のような焼き鳥を つくっていた。でもみんな怪しがってたべてない。 こ〜んなに美味しいのに！ いいよ、一人でたべるから。 食べもせず眉をひそめるやつらには絶対わけてやらない！ 焼けるのを待つ間に、男の子達がサッカーをはじめた。 「たこも当然やるだろう？こい！」 ・・・私はどうもサッカー大好き人間と思われてるようだ。 以前ちょっとプレイしたのが印象的だったらしい。 ★以前の出来事★ 寮の連中がサッカーの試合をやると言い出した。 「アジアチーム」を作るというので、私は勝手にメンバーにされていた。 ・・・こいつら、私がどんくさくプレイするのを期待してやがるな！？ 生憎だけど見かけによらず私はスポーツは結構得意なんだよ！ （結構色んな人にスポーツ音痴と思われている） さあ、試合がはじまった！ ドイツ人の男の子がボールをキープしている。 くらえ！たこのスライディングアターーーック！ ザザザァァァァ！ ・・・皆が唖然とした。 私より２回りは大きいドイツ人の男の子が で〜ん！とはでに転んでいたのだ。 その隙をねらってたこのシュート！決まった！ ★以前の出来事終わり★ この出来事以来、「サッカーだいすきたこ」と いうイメージが出来あがってしまったらしい。 ひとりブンデスリーガ（6軍）の元コーチがいて、 いつもサッカーをしよう！といってくるのだ。 でも普段運動してないから、 今日は全身筋肉痛・・・

私は長い事ドイツには蚊はいないと思っていた。 渡独して二年一度も蚊にさされなかったからだ。 ドイツに来て5年以上だが、今までさされたのは たったの三回 記念すべき三回目はこないだのバーベキューの時であった。 ドイツで初めて蚊の姿をみた！ ちくっとしたので腕をみたら止まっていたのだ！ うわぁ〜！超ひさしぶりね！ しかし、ドイツの蚊は日本の蚊より強力な気が・・・ 刺された所が真っ赤になって1週間かゆいんだもん。

時々発作的に不安がおそってくる。 ドイツで暮らしてはいるが、私の立場は 法的にも経済的にも不安定なものだ。 ドイツから追い出されたらどうしよう、とか、 食べていけなくなったらどうしよう、とか そんな思いが頭にうかび、それ以外のことが 考えられなくなる。 これで何度眠れない夜を過ごしただろうか。 そして、今、また不安に襲われている。

今日はオランダからバイトの上司がやってきた。 当然オランダ人。前の上司はベルギー人。 それとは別にドイツ人上司もいる。 商品を売る上での問題点、管理の問題、 受注の問題などなどを話し合う。 なんか、バイトのためにベルギー、オランダから 会いに来てくれるなんて、すごいなー。 それにしてもオランダ人上司はフレンドリー。 私の同僚（日本人）とはもう「DU」で話してる。 名前もファーストネームで呼び合ってる！ ドイツ人上司とは考えられない〜！ 私は「Du」を許可してもらえるのを待ってたけど、 今日は言ってもらえなかった・・・ （というか、彼はそこまで気がつかなかった・・・） 彼の話しようは、まるで友達にでも話し掛ける感じだ。 私としては、初対面の、雇い主にそんな口はきけない・・・ かーなーり戸惑ってしまった。でも、ベルギー出張を おねだり。どうやら実現しそうだ！

昨日は一日中走ってばかりの日だった。 バイトがあるので、出かけなければならなかった。 電車が出る30分前に家を出ようとしたら、 図書館の本の返却期限が今日であることに 気がついて、急いで電話で延長願いをした。 ところが、 「予約が入ってます。絶対に今日返して下さい。」 が〜ん！ 今から5分で図書館行って返して5分でバス停まで行って バスが即効きて、さらに駅で走れば電車に間に合う！ 暑い中、必死こいて走りましたがな！ そして駅のホームについたら、電車が居ない・・・ この電車は２０分遅れます という無情な表示が・・・ひょえ〜！ 事務所で書類を受け取ってからバイト先に出向くのだけど、 それではバイトの時間にぎりぎりの電車になっちゃう！ しかもその電車に乗るためにも走らなければならない！ 電車を降りると事務所まで走った！ 急いでるのに、事務所の対応がとーろーいー！ 事務所を後にして、再び駅まで走る。 何とか間に合った〜、と思ったら、 この電車は10分遅れます がが〜ん！ それではバイト時間ぎりぎりではないの〜！ ただでさえ時間がないのに！ 再び電車からおりて速攻走るたこ。 何とか仕事には間に合った〜！ でも仕事中も走り回らなければならない。 仕事を終えて、いきつけの日本食レストランで ビールを飲んでいたら、隣にすわっている日本人と 話す機会があった。同じ関西人だったので、 息投合して盛り上がる、盛り上がる。 貨物会社の支店長さんで、現在フランクフルト地域で 根性ある人材を大・大募集中だそうだ。 労働許可がすでにある人がいいけど、優秀な人なら 無しでもとってやる、と言ってた。誰か興味ある？ tanさんと会う約束をしていたので、レストランを 後にして迎えに行くたこ。空港係員にtanさんが 出てくるであろうゲートを教えてもらうが、 いつまでたってもtanさんが現れないので、 「ホントにここですか？」 ともう一度たずねたら 「あ、勘違いしてた！ごめん！ターミナル２に行って！」 ががが〜ん！ tanさんをお待たせしちゃいけないと、再び走り出すたこ。 しかも今回はアルコールが入ってるので、 無茶無茶しんどい！ 無事tanさんに会えて、おしゃべりして、 電車の時間だ、さあ帰ろう、と駅に行こうとしたら、 いつも使っている空港の出口が閉まっている！ がががが〜ん！ もう一つの出口はものすごい回り道だ！ しかし、次の電車を逃すと一時間電車はないし、 最終バスは行ってしまう・・・ たこに残された時間はわずかだ！走れ！たこ！ 必死で走ってなんとか電車にまにあった・・・ でも隣に座ったT国人にからまれて嫌だった・・・

昨日うちの大学のドイツ語サマーコースが始まった。 昼ごはんを食べにメンザに行ったら、友達の明花が たくさんの日本人と一緒に座っている。明花は 国際課の留学生世話係をしているのだ。 今年から始まった日本の某大学との協定で、 その大学からは10人の参加者と一人引率の教授が来ている。 明花はその教授に私を紹介した。 私は日本人に会えて嬉しかったので、 べらべらしゃべりまくる。 そのうち皆が時間が無いという事で、行ってしまい、 一人で残りを食べてメンザを出ようとしたら、 向こうの方のテーブルに何処かで見た人がいる・・・ ええ〜！あれはまさか！！！ 6年前に一緒に留学していたNさんでは！？ 間違い無かった！正真正銘のNさんだ！ 「お久しぶりです〜！！！」 嬉しくて飛んで行くたこ。 どうなさったんですか、ときいたら、お返事は、 「サマーコースに参加してるの」 へ？ 今更なんでNさんがサマーコースに参加する必要が？？？ 2年もドイツに留学してたじゃあないですか。 「大学の図書館で資料集めたくって。サマーコースの 参加者だと自由に利用できるし、大学が宿も確保してくれるから。 語学コースはどうでもいいのよ。図書館だけ使いたいの。」 なるほど。そう言う手もありですね。 Nさんは今は大学の先生になったそうだ（って私もだ！）。 懐かしいあの頃の留学仲間の話で盛り上がりまくる私たち。 1カ月いらっしゃるという事で、また飲みに行く約束をした。 夕方にサマーコースのパーティーがあったので、 部外者だけど、勝手にまぎれこんでしまった。 国際課のボス、Frau Bellが「ん？」という顔をして 私を見てたけど、きにしない、きにしない！ すると、後ろから「ハーイ！たこ！」という声が・・・ 同じ寮のドイツ人の友達ではないか！ そして、向こうのほうでは知った顔の男の子が通りすぎる・・・ 同じ寮のアメリカ人の友達ではないか！ 「あんたら、いったいここで参加者でもないのに何してるん？」 って聞いたら、 「同じ質問をたこに返すよ！ぼくらはおなかが減ってるだけ〜」 ・・・私も飲みたいだけで〜す！ いやいや、そうじゃなくて！ 今日の夜うちの町の日本人とドイツ人の集まり（合コンという噂も）が あるから、日本人をナンパしてつれて行こうと思ってきたのよ。 私の生徒の話し相手になってもらいたくて。 ・・・しかし、よく見たらこのパーティー部外者だらけだ。いいのかな？ そして日本人の男の子一人をゲットし、集まりにつれて行った （あとの女の子達は、私がおしゃべりに熱中してる間に帰ってしまった・・・）。 私の生徒（男性）と打ち解けてくれたようで、今日も 個人的に会う約束をしていたようだ。いい感じ、いい感じ。

今日はポケモンジェットがドイツにやってくるらしい。 どうしても見たくなった。 飛行機がよく見える場所で降りてくるのを待ち構えてたら、 「あ！たこちゃ〜ん！」 という、声が。 おや、某エアラインでバイト中の日本人の友達ではないですか。 「今日ポケモンジェットくるんでしょ？」 と、聞いたら、 「そうらしいね。でもうちのミーティングで何にも 言ってくれなかったのよ。子供に聞かれて答えられなくて 困っちゃった。」 という返事。 そんな事言ってる間にポケモンジェットがやってきた！ うひゃ〜！かわいい〜！！！とはしゃぐ私達。 私以外にも、ポケモンジェットが来るのをチェックして 見に来た人居るよね〜？私だけじゃないよね〜？ また来週もくるらしい。

ついに購入してしまった・・・ ハンディ！（携帯電話） なるべく持ちたくなかった・・・ でも、仕事中困る事が多くなり、仕事先からも 持つ事を要求されたので、しかたなく買うことにした。 ・・・負けたよ。時代に。 昨日一日中何件も店を回って、一番納得のいく携帯を 購入。1マルクの2年契約のやつ。 でも新しいものをもつとはしゃいでしまうな。 今日出かける時には、ありがちな事だが 机の上に置き忘れてしまった・・・

昨日は秋から始まる仕事の面接に行った。 他の専門大学での日本語教師の仕事が まわってきたのだ。ラッキッキー！ たこ、日本語教師としてさらに根っこを広げたぞ！ いつも思うんだけど、ドイツ人との仕事の面接は 気が楽なんだな。日本人との方がよほど緊張する。 ドイツ人の面接は今まで皆すっごくフレンドリーだったの。 今回も難なく決まり、世間話もして、一見落着。 隣町の専門大学なので、通うのちょっと大変かな？ ところで、この隣町でバスに乗ってショックをうけた。 車内に冷房がついている！ ななな・・・なんて贅沢な！さすがドイツ一お金持ちの町！ 自分の町のあっついバスにのって、なさけなくなってしまったよ。

そろそろもしかしたら某自動車会社から、 出張授業の依頼がくるんじゃないかな〜、と 思っていたら、某タイヤ会社から依頼が来た。 こういった依頼がどこからくるのかというと、 学校の教師名簿をみて電話をかけてくるらしいんだな。 うちのボスは研究所に依頼の来た仕事、全部私に まわしてくるし。 今日の賃金交渉で新たな事実判明。 私は今まで安く働きすぎていたらしい。 時間給の希望を言ったら、 「そんなの自分を安売りし過ぎですよ！」 と雇い主の方から言ってきた。 えええ？？？ 私は充分高いと思っていたのに！ 話を聞いているうちに、時給５０DMでも 雇ってもらえるんじゃないかという気がしてきた。 でも良く考えたら、ベル○ッツで語学をならおうと 思ったら、英語でも一時間４０DMはとられるもんな。 日本語はそれ以上もらって当たり前か。 でも誰もこういった相場を教えてくれないのよ！ 語学学校の時給にちょっと上乗せしたのが相場かと 思っていた。・・・ということは、語学学校は なんぼほどピンハネ（言葉が悪い？）してるんだ！

最近オフミだらけだな。 先週末はTさんと、明日はML主催者のIさんと。 またまた知り合いの輪が広がるたこ！ 今日妹が私の携帯にメッセージを入れてくれた。 とあるHP上から無料で送信できるので、 日本からでもドイツの私の携帯にメッセージが送れるのだ。 何を送ってきたのかな〜とおもったら、 ゲボイデ！ と入っていた・・・ 妹がドイツ語の中でも特に印象的な発音だと思っている単語だ。 なんで、記念すべき第一報が「ゲボイデ！」やねん！！！

今日ものすごく嫌々ハンバーグを作っていたら、 同階のドイツ人がやってきて、 「へえ！アジア人なのにドイツ料理つくるんだね！」 と言ってきた。ハンバーグってドイツ料理と言えるの？ 「ドイツに居るから作るの？それとも日本でも作るの？」 「日本でも作るよ。」 「へえ！そいつはオドロキだ。」 「どうして。」 「日本食(寿司を思っている）ばかり作るのかと思っていた。」 「日本人は大抵のヨーロッパ料理はアレンジして美味しくたべるよ。」 「ドイツ料理についてどう思う？」 「・・・味が濃い。油っぽい。」 「ははは、そうだよねー！じゃ、ドイツ人のどんなところが一番駄目だと思う？」 「個人主義。」 「ははは！ぼくたちエゴイストだもんね！」 その後も、宗教について、日常生活について質問がきまくったのだが、 答えていたらハンバーグを焦がしてしまったじゃないの！ でも前から思ってたけど、中国人って中華しか作らない事無い？ まえ、中国人がグラタン作った時、 「ヨーロッパ料理は初めて作ったの。」 と言っていた。「ヨーロッパ料理」と定義するあたりからして いかに生活に密着してないか表してんじゃないかなあ。 M国人もM国料理ばかりしてるし、K国人もK国料理しか 普段食べていない気が・・・ 他国の料理を自然に普段の食卓に取り入れてる日本人の方が もしかして少数派なのかな？

昨日も翻訳をして、仕事でフランクフルトに出かけたら、 マイン川のほとりで祭りをやっているとききつけ、 仕事仲間といってみることに。今年は「日本」が テーマだからおもしろいよ、といわれたので わくわく状態。 にくまん屋台があるというので、 わき目も振らず、ひたすら肉まんを探す私達。 いえ〜〜！発見！！！ ・・・一個5マルク！？ ひょえ〜！たっけ〜！でも買っちゃった。 ついでに焼き鳥(2本で5マルク50）も。 てれてれ歩いていくと、なにやら黄色い怪しげな物体が！ ポケモンのバス！ か・・・かわいい・・・のかな・・・？ 早速乗りこむと、中はゲームの対戦場。 ドイツ人の子供にぼろぼろに負けてしまった・・・ ・・・今に見てろ！ また歩いていくと、なにやらお囃子のような声が 聞こえてくる。あ！ 和太鼓をたたいて踊ってる！ 日本人だけでなくドイツ人もいる。女性ばかり。 結構うまいではないですか。 ん？一番前の席で陣取っているのは、同じ場所で働く、 別の会社の日本人達ではないか。君達の方が仕事遅くまで かかるはずでしょ〜！なんでそんな気合入りまくりの 席を確保できるんや？？？ な〜んて感じで楽しんでいたら、 終電逃してしまった！！！ 2度とすまいと誓ったのに！あああああああ！ 翻訳の合間の息抜きのつもりが息抜きしすぎてしまったよ。

おっと花火のことを書き忘れた（これをみていて 終電逃したのに）。 マイン川の船のうえから打ち上げる花火は 迫力満点！日本の花火だよね？だって、 今までドイツで見た花火と全然ちがって きれいだったモン。 音楽に合わせてホント「ショー」って感じで よかった。 実は爆発音が一般的に嫌いなので、 日本で花火大会に行った事はないんだ。 でもこんなきれいなものなら、いっておけば よかった。

突然だけど、たこ、イタリアにいきま〜す！ 今日思い立ったのだ。明日の夜行でいくんだ！ もう電車も予約したもんね。

絶対私フィレンツェと相性が悪いんだ！ やはりイタリア語少しは覚えてから イタリア旅行した方がいいのだろうか。 でも、今回もドイツ語役にたった〜！ 英語は全く通じないけどドイツ語なら ペラペラというイタリア人と話せたおかげで、 夜行のベッド確保できた！ その他色んな場面でドイツ語で押しとおした。 周りの旅行者、日本人以外はドイツ人が多かったしさ。 でもイタリア！次は負けないぞ！

突然イタリアに行こうと思ったのは、 中学時代からの友達が3人、旅行でフィレンツェに くるからだ。そのうち一人は1年語学留学をする。 自分自身の経験から、留学当初は淋しくて悲しく なるから、彼女をちょっと励ましにいってやろう！と 思い立ったのだ。 電車賃を調べたら、バーンカードレイルプラスを使って 往復３２０ＤＭ！思ったより安いじゃないか！ という訳で、即効決断して切符を買ってしまった。 買ったはいいけど、肝心の友達に連絡とってない。 彼女達の出発前には仕事が終わるか分からなかったので 返事ができなかったのだ。 で、彼女達が宿泊しているローマのホテルに電話してみる。 そしたら英語もドイツ語も通用しなかった・・・ それでも何とか意志疎通はでき、友達が居る事を確認。 でも今外出中なので、あとで掛けてくれと言う。 あとでもう一度掛けると、今度は英語が通じた！ しか〜し！今度の人は、私の友達は泊まってないと言い張るのだ。 そんなはずは絶対ない！前の人は私が友達の下の名前しか言わなかったのに、 フルネームで確認してきて、「居る」と言ったのだ。 「絶対居る！もっと確かめて！」 としつこく食いさがると、いきなり日本人の人に 替わってしまった。たまたまそこを通りかかった 宿泊者の人だった。その人が宿泊簿を確認したら、 やっぱりいるじゃないですか！でもまだ帰ってないらしので、 その人にメッセージを書いてもらった。 ありがとう！関係者じゃないのに巻き込んでごめんね！ そして、確認はきちんとしなさい、ホテルの人！ 後ほど友達がメッセージを見て電話をしてくれた。 向こうはびっくりしつつも大喜びしてくれてる。 はははー！私もびっくりさせてやりたかったのよ。 そして当日、翻訳を何とか終え（しんどかった）、 夜行に乗りこんだ。ベッドは中段。下にはおばーさんが 寝てる。 「楽〜にして寝なさいね！」 と声をかけてくれた。なんかこういうのっていいな。 一緒の駅で女の子二人連れも乗りこんだのだけど、 なんか、この二人、うーん、なんといったらいいのでしょう。 ラブラブ状態。どうしましょう。

車掌さんがパスポートを集めに来て、 「ミラノに着く一時間前におこしに来ます。」 と言って帰っていった。 女の子二人のラブラブ状態は見ない事にして、 眠ろうと試みる・・・ 暑い・・・ 暑くて眠れないじゃないか！ せまい部屋に6人も寝てるんだから当たり前か。 そしてのどが乾いた！水を買っておくべきだった。 大後悔・・・ 何回も態勢を変えてみるけど、暑いのにかわりはない。 結局一睡も出来ず、スイスあたりで明るくなってきたら、 コンパートメントの外にでて景色をながめた。 アルプスがきれい〜！湖だ！今すぐ飛び込みたい！ そしてやっとの事でミラノに着いた。2時間ほど電車の待ち時間が ある。町でも観光しようかな。 ・・・と思ったけど、私は一切ガイドブックの類を 持っていなかった。いっつもこれだ・・・ ドーム・スカラ座などが有名らしいのはわかってたけど、 駅前からそれらしきものがみえないので、見る気をなくす。 そうだ！携帯の電源を入れてみよう！ちゃんとつながるのかな？ ・・・まあ！ちゃんと使える！すごいなあ（と感動する）。 ふと見ると、もうホームに私ののる電車がやってくるのが 見える。暇だしもうのっちゃえ！とおもったら、 結構たくさんの人がのっていくではありませんか。 ・・・そしてあっという間に席は満員。 よかった。早めに乗っておいて。 今度の電車は冷房も聞いていて、フィレンツェまでの 3時間ぐっすり寝られた。 さて、13時間近くかかってやっとこさ着きましたよ！ フィレンツェ！ まずは宿を確保しないと。友達の泊まる予定のホテルに 電話を掛けたら、 「満員です。」 うーん、残念。じゃあ、安宿でも探すか・・・と 修道院経営の宿に行ったら、 「二人連れならいいけど、一人じゃ泊めません」 え〜！？どうして〜？ 会員証無いけどユースにも行ってみるかな。 「本日満員」の札がかかってる・・・ もう限界だった。完全徹夜のうえ、寒いドイツから 真夏のイタリアにやってきて汗だくだく。 今すぐ休みたい！ 仕方なく駅のインフォメでホテルを紹介してもらう事に。 列に並んでいると、プライベートルームの勧誘の 人がわらわらとむらがってきた。 「おじょうさん！うちは安いよ！一晩９０ドル！」 ばかたれ！高すぎじゃ！ 「おじょうさん！うちの方が安いよ！それに便利だよ！」 こんな人達を相手にしたらどっと疲れてしまった。 インフォメにフラフラと入り、 「ドイツ語話せます？」ときいてみたら 「もちろん！」との返答。むっちゃうれしい〜！ これで余計な事（英語）考えずに済む！ 朝食、シャワー、冷房付きシングルで100000リラ（100マルク）。 駅も近いしこれでいいや（一昔前なら考えられない贅沢）。 なんか今まで最高でも2000円ぐらいの宿しか泊まった事 なかったのでうきうき（仕事の場合は４ツ星ホテルだけど）。 ホテルの住所まで行ってみると・・・あれ？ この建物ですか？普通のアパートではないですか？ 怪しみながら中にはいっていくと、 うすぐら〜い階段が。その三階にあるらしい。 ってこれホンマにアパートの１フロアをホテルに してるんとちゃうん？１階、2階と普通の人が すんでるよ。 三階に着くと、「ホテル」と書いたちっちゃい看板があった。 おそるおそる呼び鈴をならすと、結構よさげなおにーさんが 出てくる。 「いらっしゃい！予約のひとだね？どうぞ！部屋はこっちだよ。」 なんかまるでユースホステルのヘルパーみたいだなあ。 でも部屋はなんか学生寮みたいで落ちつく （それってぼろいってこと？？？）。 さっそくシャワーをあびたが、トイレとの境目がないので、 トイレが水びだしになってしまった。こう言うもんかな？ さて。ドライヤーを使うか・・・と思ったら、 がーん！コンセントがあわない！ うそ〜ん！ 前にイタリア来た時はこのドライヤー（各国電圧対応）使えたよ？？？ コンセントに2種類あるのか？ 仕方なくぬれた髪のままでしばらくぼーっとした。

うふふふふ〜！ 今日はご機嫌なの！ だって長年の夢が叶ったんですもの！ それはね、ハンドベルクワイヤーに入る事。 ハンドベルって知ってる？ 手で持つベルなんだけど、一個一個音が決まってるのね。 ドならドの音、ファならファの音という具合に。 そして曲の中でその音がくる時にベルを振るの。 大体10人以上集まって、一つの曲を演奏するの。 私中学、高校とこのハンドベルやってたのね。 でもハンドベルって、とってもマイナーな楽器だから、 高校卒業してからやる機会が無かったの。 でもついに今日！ハンドベルクワイヤーに参加したのよ〜！！！ ドイツはキリスト教の国だから、ハンドベルも盛んだと思ったら 大間違いだったのね。全然クワイヤーが無いの。 でもついに見つけたもんね〜！ 今日初めての参加だったんだけど、むっちゃ楽しかった！ ハンドベルは精神療法に良いって言うしね。 でも日本でやっていたのとは勝手が違って 戸惑う事ばかり。日本ではほとんど体育会系だったから、 ドイツの緩やかな雰囲気が変に思える・・・ 今日行って、いきなり曲を演奏させられたし。 私としてはまずベルの打ち方から練習したかったのにな。 でも昔取った杵柄で、なんとか乗り切った。 でも私の打ち方は変わった打ち方なので、一人目立ってしまった。 昔高校で厳しく指導された打ち方は、一般的じゃないのね。 でも、あんだけ厳しく矯正されたら、そう簡単に他の打ち方が出来ない。 「貴方の打ち方はかっこいいね！」 と言ってもらえたからこのまま通そうかな？ 昔の練習に比べたら、ぬるま湯のような練習だったけど、 すごく楽しかったので、このまま続けたいと思ってる。

熱いシャワーで生き返った私は、散歩にでることにした。 友達がローマからフィレンツェに着くのは夜の7時。 それまで一人で観光だ！ 有名どころは明日みんなと一緒に見るだろうから、 マイナーそうなところを目指すことにした。 そして！ 前回訪問の時の雪辱をはらさなければならない！ ウラミハラサデオクベキカ！ (注）前回の雪辱：皮のコートを買った時詐欺にあった まず、屈辱の店を探す事に。 大聖堂の広場から出ている左がわの道の横道だったはず。 なんせ6年前のことなので、記憶があやふやだ。 しかし、怪しげな日本語「おやまあ！ビンボープライス！」を 連呼するM国人の店は見当たらない・・・ 見たら絶対わかるのに！ かなりたくさんの横道に入って一軒一軒確かめてみる。 でも無いのよ〜！つぶれちゃったのかしら？ その店を見つけてどうしようとかは具体的に考えてないんだけど、 日本人のお客がいたら「私この店でぼられましたよ〜！」 とでも言ってやろうかと思った。 探しつつもウィンドウショッピングを楽しむ。 イタリアは可愛いものがいっぱいだなあ。サイズも ちょうどよさそう！ いいかげん探しつかれたので、塩○七○お薦めとかいう 丘の上にでも登って、フィレンツェの眺めでも楽しむかと 思った。しかし、ガイドブックを持っていないので、 どこだったかよくわからない。取り合えず地図を広げて 宮殿のようなものに向かってみる。ボラボラだかボレボレ だかいう庭園に行ってみた。・・・これが庭園かい？ 草ボーボーなんすけど？ちゃんと手入れしてください。 猫のフンも掃除して下さい。 それでも何か面白いもがあるかもしれないと思い、 広い庭園を隅々まで回ってみる。・・・なんもないぞー。 それに暑くて死にそうだ・・・・ ふらふらと庭園からでて、水を買い求める。 炭酸無しのが出てきた。 私炭酸入りじゃなきゃ嫌なの〜！ 日本人はみんな炭酸無しの頼むから、 そう思われてるのかな？おっちゃんが何かやたら喜んでいた。 フィレンツェでは皮製品が欲しいな、と思っていたので、 ちょっと店をひやかしてみる。おっと、欲しかった 会社の製品があるぞ！と思ってじ〜っとみてたら、 「どうぞ、中に入ってご覧下さい！」という日本語が。 日本人店員が居る！びっくりしたぁ。 こんな感じで7時まで散歩＆ウインドゥショッピングしつづけた。 夕飯を豪華に友達と食べようと思って昼は抜いたので、おなかペコペコだ。 さぁ！ついに感動の再開ね！と思って友人の泊まる宿にむかった。 建物の下までくると、どこからかともなく 「たこさ〜ん！」 という声が聞こえる。え？どこどこ？と思ってきょろきょろしたら、 「たこさ〜ん！こっち、こっち！」 と上の方から声が。見上げると友達がテラスから身を乗り出して 手を振っていた。わぁ！ひさしぶり！ 「今下のドアあけるからね！待っててね！」 といわれたので、しばらく待つ事に。 その時である。 「どうぞ〜」 という、怪しげな発音の日本語が聞こえた。 声の主は宿の１階にあるカフェレストランの ウェイターだった。日本人の女の子二人連れに 声をかけているところだった。女の子達は 困ったような笑顔をしつつも、ウェイターの 言うまま席についた。 この時、「このウェイターなんかいや〜な感じ！」と思った。 建物のドアが開いて友達が出てくる。 「たこさん！おまたせ！きてくれてうれしいわぁ！」 友達との再開が嬉しかったので、 嫌な思いはどこかへいってしまった・・・

今週は働きづめでむっちゃんしんどいけど、 ハンドベルは気合い入れて行って来た。 電車で２時間！バイエルンまで出かけて行く。 ８時間立ち仕事したあとだから、つらい・・・ でもがんばる！ 私のベルはF5（ファ）とG5（ソ）で固定されてしまったようだ。 なんか、一番打つ数が多いような気がするんですけど？？？ 新入隊員にこんなに打たせていいんですか？ 日本での練習との違い： 日本ではとにかく和音が完璧にそろっていないと 怒られた。打ち方も全員同じ方法で高さもそろえる。 今のクワイヤーは音楽的要素を大切にさせられる。 ベルの取り扱いが雑だじょ。 このクワイヤーはこの間テレビにでたらしい。 その時の写真を皆で回していた。多分これからも こういう事はあるだろう、って言ってた。おもしろそう！ 来年には船のクルーズの時の演奏の依頼が入っているらしい。 遠征もするかもしれないって！ なんかわくわくする事ばかりだなあ。 私も参加できるかな？ -------------------- 昨日の仕事中の出来事： ドイツ人店員の所で、日本人のお客さんが 困ったような顔をしていた。きっと言葉が 分からないんだろうと思って、通訳にいったら、 ドイツ人の店員に 「ここは私の担当だから、貴方に邪魔されたくないの。 悪いけど一人で出来るから、ほっといてくれる？」 と言われてしまった。びっくりした。 日本人の人達の方は私の出現にほっとしているけど、 彼女がそう言うのなら、私は立ち去るしかないだろう。 すごすごと引き下がったら、 「日本人の方でしょう？助けてくださいよー」 というお客さんのリクエスト。うう〜、困った！ 「担当の者でないと、商品お見せできませんので・・・」 と逃げたのだけど、しばらくしてドイツ人店員が、 「やっぱり貴方の助けが必要だわ！通訳して！」 だって。なんだい、カッコつけといて！

今日のお昼ご飯は北京ダックでした。 しかもただでした。おいしかった。 幸せでした。「たかりのたこ」の本領発揮でしょうか。 帰りには、昔一緒に合気道やっていた人にばったり。 二年ぶりぐらい？ 「たこ！サボってないで合気道にこい！」 と言われてしまった。私を困るくらいにえこひいき しまくった先生はもう教えてないらしい。 また行ってみようかな？？？

久しぶりの再会を喜び合う私たち。 彼女達の泊まっている部屋に入って一休みした。 ふと部屋の片隅を見ると、日本のダンボールが3箱もつんである。 そして、トランクは見当たらない・・・ 「・・・これ、何？」 と聞いたら、「Kちゃんの荷物！」という答え。 何でも荷物の量が多くてトランクに入りきらないから、 ダンボールに入れてキャリーで引っ張ってきたらしい。 よくやるよ。 私はひじょ〜におなかが空いていたから、 「ごはん食べに行こ〜よ〜！」 と提案した。 「あ、ピザはいらないから。魚介類食べたいから。」 と注文をつけると、 「はいはい、またたこさんの我侭がはじまった。」 と言われてしまった。私は希望を控えめに主張してみた だけなのになあ。 「あ、あと、トラットリアがええなあ。 リストランテは高そうだし。ピッツェリアは却下！」 「散歩がてら川のほうまで行こぉ。おなかも減るし！」 「この広場はイヤ。あっちの広場にに行こうよ。」 「このレストランはメニューが気に入らへんからイヤや。」 こんな事をずっと言ってたら、私の希望は聞き入れられなく なってしまった。でもね！でもね！外から見ただけで いかにも「観光客相手にもうけてます〜」って所はいやじゃん！？ 私を無視してレストラン選びをする友人達。 「今まで（ローマで）はずれはなかったから、 まかせといて！」 と言っている。言ったな！じゃ、まかせるぞ。 「ここにしよう、ここ！ほら、たこさん！ 魚介類もあるで！」 だだっこをあやすような口調である。 「私らはフィレンツェ風ステーキが食べたいねん。」 ・・・ん？それは私も食べたいぞ。 レストランに入り、席について注文の相談をする。 私は当然のように「一人一品」注文するもんだと 思った。そして、私が食べたいものを選んでいると、 「みんなでどれ取る？」 という質問が。 「へ？一品ずつ注文するでしょ？」 と聞き返したら、 「何皿か取って皆でわけよう」 という返事。 嫌じゃ〜！ なんか恥ずかしいやん！誰もそんなことしてないのに。 ・・・私の意見は当然却下され、料理とそれを 取り分けるお皿を頼んだ。 皆がワインを頼んだので、酔っ払いたくない私は 同時に水を頼むことにした。これはビン1っぽん頼んで 皆で分ければいいと思った。 ・・・しかし、 みんないらないって がっくり。悔しいのでガス入りの小さいビンを頼んだ。 二人は私を奇人扱いしたが（ガス入りを飲むなんて！と）、 もう一人が一緒に飲んでくれた。 そうこうするうちに料理がやってくる。 ど〜ん！ ・・・！？フィレンツェ風って単なる分厚い肉を 焼いたステーキかい？しかも硬くて骨付きだぞ！ ソースさえないから、味が無いぞ！ 粗食に慣れている私はもぐもぐと食べていたが、 「たこさん、よく食べるなあ」 と言われてしまった。切るのはめんどいので B子にやらせた。 「たこさんにこき使われる〜！」 と文句を言っていたが、昔から君はそういう運命だったじゃないか。 私の頼んだ魚介類のから揚げはおいしかった！ しかし、あらためてドイツ在住の私と、 日本在住の友達との食べる量の違いを感じてしまった。 あんたらなんでそんだけで足りるのん！？

昨日のイタリア旅行記に死ぬほどまずかった パンのことを書き忘れた。 いや、テーブルの上に乗ってたつぶれたぶっとい フランスパンに似て非なるパンだったんだけど、 これがまずいのなんのって！あんまりまずいんで わらっちゃった。 このレストランだけかと思ったら、他のレストランの パンも全く同じ味だった。 これもフィレンツェ風だったりして。

今日は日本語の授業。生徒（といっても私の母ぐらいの年齢）と おしゃべり（授業の後）しているうちに、共通の日本人の 知り合いが居る事がわかった。 彼がドイツで不幸な生活を送っている事は知っていたが、 今日生徒から話を聞いて怒りをおぼえた。 詳しく書くと問題があるかもしれないから、 かかないけど・・・ ようするに、海外で働きたいという 日本の若者を食い物にして儲けている人がいる。 しかも同じ日本人。二重三重の姑息な罠でもって 拘束する・・・ 聞いてて涙が出そうになった。そして、ドイツ人が 彼のために出来る限りの事をしたのに助けられなかった。 それが恐ろしい。 私自身の経験と重なるだけに悔しくて仕方が無い。

誰か〜！ハンドベル一緒にしませんか？ うちのクワイヤー隊員大募集中。 条件：楽譜が読めること。多少ドイツ語ができたらいいな。 　　　無断欠席しないこと（ベルは一人でも抜けると 　　　曲がなかなか演奏できなくなります）。 ベルのことはこのページ見たらわかるかな？ http://www.aikis.or.jp/%7Espielen2/index.html 昨日もベルの練習に行って来た。「ハンガリー舞曲第5番」を演奏。 一人誕生日の人がいて、ケーキと紅茶を用意してくれていた （こちらでは誕生日を迎えた人がもてなしをする）。 美味しい！・・・私の誕生日の時もなんかしなきゃいけないのかな？ そして！11月にコンサート出演決定！ こうやってお金を稼いで活動資金にしてるのね。 クワイヤーに入るのにお金もかからないわけだ！ 私もコンサート初参加決定！ちょっとどきどきだね。 もう「仲間」として扱ってもらえるのがとってもうれしい。 クワイヤーには13歳の子もいて、いまいち楽譜が読めなくて 困っているのが、なんか初々しいな。

2週間日本に帰ってたわけだけれども、 やはり思うようにパソコンを使わせて もらえなかった・・・ 後ろで「まだ〜？」を連呼されると、 書きこみも落ちついてできないよね。 だから日本での日記を書けなかったんだけど、 ちょっと印象に残った事だけ書いてみよう。 ある日、私の元同僚日本語教師のドイツ人と 高校時代の友達と一緒に食事をした。 元同僚を友達に紹介したら、 「じゃ、こちらの方はたこさんのドイツのお友達なの？」 という質問がきた。 私と同僚は一瞬言葉につまってお互いの顔色を伺う。 それをみて不思議な顔をする友人達。 ドイツ語の「Freund/in」という概念は、日本語の「友達」 より重い意味を持つ。ちょっと知り合い程度では 絶対この言葉は使わないし、職場の同僚に対しても 普通はあまり使わない（と思う）。日本語でいう「親友」 ぐらいにならないとこの言葉は使えないのだ。 だから、私と元同僚はお互いが何と言うか様子を伺って しまったのだ。でも私の気持ちとしては彼女は とうの昔に「友達」。 上記のことを皆に二人で説明したあと、 「私は貴方の事友達っていいたい」 と彼女がドイツ語で言ってきた。 ・・・私だけが思ってたんじゃなくてよかったよ〜！！！ 久々に日本語とドイツ語の言葉の意味のずれを 感じたできごとだった。

今日は某講演会のお手伝い・・・というか 共同講演者として出席した。 「異文化コミュニケーションとマネージメント・日本」 というタイトルだったのだけど、大変だったのよ〜 「若い人達対象だから」と最初は言われたような気がする。 だから私の頭の中では、「野望に燃える好奇心旺盛な 将来国際ビジネスマン希望の初々しい学生達」が受講者だと 勝手に思いこんでいたわけ。そしたら「もう日本に 行った事もあったりなんかする、日本と取引を 望む会社のマネージャー」みたいな人ばかりで びびってしまったのだよ。 この講演は、謝礼ナシなもんだから、 「じゃあ、私ほとんど準備無しでいいですね？」 と聞いたら、主役の講演者である教授が、 「OK、OK！理論的なことは全て私が説明しますから、 気楽に考えてくださっていいんですよ。たこさんは 日本での体験談なんかを話してくださればいいんです。」 と言ってくれていた。 でも実際はそれ以上のことを 求められたぞ！「甘え」「タテ社会」「和」「カタ」 「宗教」「部落民」「本音と建前」「ウチとソト」「義理人情」 というような、どっかできいたようなキーワードの 説明をたんまりさせられた。これって「気楽」にできること？ こんなこともあろうかと、有名な日本論はひそかに読んでおいて よかったよ。 でもドイツ人との討論は疲れるなあ・・・ 私が大演説（？）をしようと思っても、 絶対誰かが話しに割り込んでくるから、 最後まで言いたい事が言えない・・・ ああ〜！なんか消化不良！ でも楽しいといえば楽しかったかな？ 講演の後に、日本食レストランでのディナーに 招待してもらえるはずだったんだけど、 レストラン名を聞いて「退散〜」。 一生（？）出入りを禁止されているレストランだったんだもん。

最近の日記自分で読み返してみると、 すごく鼻につく気がする。 自己嫌悪におちいってきた。

うちの寮には時々某宗教団体の勧誘がくる。 私のところにももう４，５回来ているのだが、 どんどんその誘いが進化してきているように思える。 最初は英語しか話せない二人組みだった。 私は英語が苦手だから、「英語わかりませーん！」 で済んだ。そしたら次はドイツ語の人がきた。 これも「ドイツ語わかりませーん！」で済んだ。 その次はドイツ人が日本語のパンフレットを 用意してきた。この時も「ドイツ語わかりませーん！」 で通した。パンフは一応受け取っておいた。 そして今回！なんと日本人がやってきた。 気持ちよく寝ているときだったので、 不機嫌丸出しの顔ででてしまったようだ。 「あ、ごめんなさい・・・」と、 及び腰な勧誘ですぐ帰ってくれた。 パンフレットはなぜか英語だった。 私が日本人だから、わざわざ日本人を 派遣してきたのだろうか？私狙われてる？？？

今日本語の授業を終えて帰ってきた。 ただ今激しく落ちこみ中。授業中の発言が 無神経ではなかっただろうかと。 一人、両親の片方が日本人の女の子がいて、 「私はハーフです。」 と自己紹介した。そして「ハーフ」という 言葉が他の受講生にわからないので、 「半分日本人」という意味だという事を 説明した。そこで突っ込まなきゃよかった のに、 「ハーフという言い方を好まない人も いますので、使う時は気をつけましょう。半分って ちょっと変な言い方ですもんね。」 と口からすべって、ちょっと一部で議論ぽくなってしまった。 でもなんか、彼女の発言にみんなでけちをつけただけの 形になってしまったのではないかと危惧している。 はぁ・・・ごめんね。 いつもはこの授業、生徒から何とかして発話を 引き出すようがんばるのだけど、今学期は どうも、生徒を黙らせるのに苦労しそうだ。 おしゃべりが一人ならなんとかあしらえるけど・・・

今、「日本事情」の発表テーマをみて愕然とした。 Unterhoeschen ・・・なんかの見間違いかな？ でも何回見ても、 Unterhoeschen ・・・これが、大学の授業の発表テーマ？ 生徒が自由にテーマを決められるとは言え、 ぱんてぃ なんてタイトルが許されていいのか？ ・・・内容は日本人の奇妙な性癖についてらしい。 援助交際とか、女子高生使用済み下着の販売とか。 ううう・・・これが日本のイメージ？

風邪ひいた。寝こむ。 それなのにこのどんちゃん騒ぎはなに！？ と思っていたら、ハロウィンのパーティーだった。 ドイツ人よ、いつからハロウィンを祝うようになったのだ？ 思えば、今の街のデコレーションはハロウィンが 多い。ハロウィンを根付かせて儲けようと思ってるのかな。 ドイツに来た当初はハロウィンのハの字も見なかったぞ。 君達には2月のカーニバルがあるんだから必要ないのでは？ 3年前、私がかぼちゃのケーキを作ったときは 不信な目で見たくせに、今となっては 前言撤回かい。 でも、日本ではハロウィンを祝っていたわたし・・・

私はクイズ番組が好きだ。日本にいる頃から好き。 テレビはニュース以外ほとんど見ないけど、 クイズ番組は日本でもよく見てた。 昨日はドイツのクイズ番組をドイツ人と見ていた。 もちろんほとんどわからない。でもなかには わかるのもあって、 「有名なムンクの絵の作品名は？」 「・・・叫び」 「ローマの国境城壁は？」 「・・・リーメス」 「XXXの屈辱、XXXに入るのは？」 「・・・カノッサ」 などと私も答えられた。すると 「たこでもわかる・・・」 というつぶやきが。 そりゃ、どういう意味じゃ！？ 前々から感じていたけど、ドイツ人（に限らず）は 「アジア人は西洋文化について何も知らない」 と思いこんでないだろうか？ 日本でもよく知られている西洋の事物について、 「XXXってたこは知ってるか？」 とわざわざ聞かれると何か納得いかないんだけど・・・

私は週2回、ギムナジウムとレアルシューレに レッスンに行く。 いつも思うのだけど、なんでこんなに教室に 何もないんだろう？机に物を入れる場所が無い、 ロッカーはない、壁に掲示物も一切無い。 なんか淋しい・・・ 今日は予告無しに日本人の男の子が授業見学に きたので焦る。ドキドキ・・・ 生徒たちはうれしそうだったけど。 環境保護関係の会社で働いているらしいので、 HPに来た環境関係の質問をしちゃおうかとおもっている。 でもホント色んな方法でドイツにくる人が いるもんだね。自力で来たんだって。

今日はとある展覧会のオープンパーティーで ハンドベルの演奏をした。たこ、ドイツ ハンドベルデビュー！バイエルンまで遠征！ 控え室で衣装に着替えるんだけど、 どうしてみんな男の人の前で平気で着替えるの〜！ これだけはどうしても慣れない・・・ 一人で個室に入って着替えちゃった。 「ハンガリー舞曲第5番」「シシリアーナ」 「Somebody knocks the door」を演奏。 実は私はおととい初めて演奏したばかり・・・ 信頼してくれるのはいいんだけど、 重荷になるんだなあ。間違えなくてよかった。 演奏のあとにはシャンペンと軽食。 これが楽しいのよね〜！こういうの大好き！ 12月は4回もコンサートがあるぞ！ がんばらなきゃ。

今日街に出たら、提灯を持った子供がたくさん居た。 ああ！11月11日か！もうそんな時期ね・・・ 今日からカーニバルが始まる。うちの街は本場 だからねえ。 じゃあ、もうクレッペル（ベルリーナー）は 大量に出てるのかな？ジャム入り揚げパン。 肉を食べられないから、油分を取るために たべるんじゃない？とドイツ人が言っていた。 ホントかな？明日駅で買ってこよう。

今日もハンドベルの練習にバイエルンまで行った。 毎週毎週私もよく遠出するね！ 今日は今度合同コンサートするコーラス隊の 指揮者が打ち合わせに来ていた。そのおじさんは、 私を見るなり、 「こんにちは！私の恋人！日本の会津若松で 会って以来ですね！」 な〜んて言ってきた。 コーラスを引きつれて何度か日本に行ったことがあり、 日本のファンになったらしいのだ。 「日本」という国で彼が得た良いイメージが、 「日本人」である私に集約して、見知らぬ私にも 親しく声をかけてくれるきっかけになるのはうれしい。 でも、これを逆にみると、「日本人」である私の 一行動が「日本」という国全体のイメージにも なりうるわけで、そこのところをしっかり自覚して 外国暮らしをつづけていかなきゃな、って思う。 さてさて、ベルの練習はもはやクリスマス一色！ 「諸人こぞりて」「天には栄え」「行けるもの全て」 「ひさしくまちにし」「クリスマス・ジョイ」などなど。 ベルの演奏は、精神状態の回復にも良いらしいので、 私はストレス発散とばかりに打ちまくる。う〜ん爽快！ おかげで腕が筋肉痛になりそう・・・

うちの大学では毎週木曜日にパーティーがある。 全学あげての大パーティーだ。講堂をディスコにし、 夜中の3時ぐらいまで踊りまくる。 金曜日は普通に授業があるのに、 ドイツ人達の体力には感心されられるばかりだ。 私なんてパーティーに出たら、次の日は 仮死状態なのに・・・ 今日は久々にパーティーに顔を出してみた。 気晴らしにはもってこいだからね。 一人でいったんだけど、おしゃべりができて 楽しかった。たまにはこういうばか騒ぎもいいね！！！

今日町にでたら、クリスマス市がもう準備されていた！ そうか、そんな季節なのね。 クリスマス市が開いたら、毎日ブタのステーキの サンドイッチを食べるぞ（私の大好物）！ 今日は日本語教師の日。昼間に若い大学の連中に教え、 夜には私の両親ぐらいの人達に教える。 それぞれ反応が違うので、気分転換になって良い。 若い連中は私を姉？のようにしたってくれるのでかわいい。 夜の人達は一心不乱に勉強してくれるのでかわいい。 私は相変わらず全然先生らしくないけど（外見が若すぎる〜！！！）。

今日はうちの寮のバーで「ビールがただで飲み放題」 の日だ。朝から気合いの入っている住人達・・・ 私はハンドベルの練習があったので、残念ながら この恩恵にはあずかれなかった。 ハンドベルの練習から帰ってきて見たものは・・・ へろへろの酔っ払い集団 ぎゃ〜！！！っと思って逃げ出したかったが、 捕まってしまった。 「たこ〜！！！」 とかいって羽交い締めにされて無理やり歓迎の キスをホッペにされる。知らない男の子が ウインクをしてくる。そうかと思うと、 ろれつの回らない舌で議論を吹っかけられる・・・ 助けてくれ〜！！！ やっとの思いで逃げ出してきて、今この日記を 書いている・・・

今日、大学の授業に行った。 でも行く前からなんとなく予感はあったのだ。 教室には受講者全員がすでにそろっていた。 欠けているのはあとひとり・・・ そう、 授業をしてくれる先生だけ 私達は待った。・・・でも30分たっても 先生の現れる気配はない。一人が切れて言った。 「悪いけど、ぼくは帰るよ。もう充分待った。 これ以上待つ気は無い。」 彼が席を立ったとたん、全員がぞろぞろと 教室を後にしだした。私ももちろん帰る。 ・・・実はこれが初めてではないのだ。 この先生が無断欠席というのは今までにも 何度もあった。 納得のいかない私は、研究所に確かめに行った。 先生が病欠届を出していないかどうか。 「なーんにも聞いてないわよ！」 というのが研究所の答えだった。 そして責任者の教授が事情を聞きにやってくる。 「私はつい先ほどまで、彼と話をしていたから、 かれが大学に来ているのは知っている。 でも彼は非情に神経的に参っているようだった。 彼はどこかへ外出したけど、その後は私も知らない。 ・・・そろそろ真剣に彼に話をした方がいいですね。」 その先生は外国人で、ドイツで教授資格まで取った人だ。 欧米の出身でなく、ドイツの大学で教授資格まで とって、授業を持つ、というのは、私にとっては 尊敬に値することなのに・・・ 言っちゃ悪いけど、「先生」としては 私のほうがよっぽどプロ意識がある。 もう、こんなことはやめにして欲しい・・・

今日は「シングルパーティー」が寮で行われている。 クリスマスを前に相手を見つけようという魂胆らしい。 私は行く気がないので、部屋にいたら、 突然フロア中のドアがノックされ始めた。 なんだ！と思って外を見たら、胸に番号の書かれた ハートマークをつけた男の子が3人、 パーティーのお誘いで〜す！ などと言ってくる。 君達はねるとんパーティーでもやってるのか〜！ そのハートマーク（番号付き）はいったい何なの〜！？ あーやーしーすーぎー！ ・・・でもちょっと、見に行ってみるか （何をしてるんだろう？？？）

・・・下の日記を書き終えたとたん、 シングルの友達が呼び鈴を鳴らしてきた。 パーティー会場に入るためにドアを開けてほしいらしい。 開けてびっくり、 その気合いの入りまくった格好はなんじゃ〜！！！ ネクタイをしめ、今まで見たことも無いような （ちょっとだけ）きれいな格好・・・ 普段よれよれのTシャツなのに、チェックの アイロンあたったYシャツ着てた・・・ ・・・君、真剣なんだね？ 今夜彼女が見つかると良いね。

昨日、今日とシュトゥットガルトに体操の観戦に行ってきた。 オリンピックの金メダリストがたくさんくるので楽しみ！ シュトゥットガルトについたは良いけど、 会場がどこなのかよくわからない。ツーリスト インフォメーションで聞いたら、 「U11に乗ってね」といわれた。しーかーし、 いくら探してもU11なんて見当たらない。 そこで駅員さんにもう一度聞いてみた。 「U11？そんなものないよ。S1にのって XXXの一つ手前で降りてね。」 しばらく歩いたら、XXXが何だったか忘れてしまった。困った。 すると、 Japanと書かれたジャージを羽織った、 小さなポニーテール女の子が二人。 これは絶対日本の体操選手に違いない！！！ よく見ると、総勢７人ぐらいいて、S1の方へ 向かって行くではないか。 これについていけば会場に着ける！！！ そう思ってこっそりついて行くことにした。 しかしホームで聞き耳をたてていると、 「どこでおりるんや？ここかなー？？？」 などと、コーチらしき人が言っている。 こら、使えんわ・・・ 仕方がないので、声をかけることにした。 関係者が時間に遅れちゃまずかろう。 「あの？体操の大会にいかれるんですよね？」 声をかけるとかなり驚いたようだ。 「そうそう。貴方日本人？？？」 「そうです。私も体操見に行くんです。 でも会場がわからないので、場所を 教えていただきたいんですけど・・・」 とかいいつつ心の中では、 （私がドイツ人に道を聞くから、 一緒に行けばきっと迷わないよ？）。 「え？わざわざ体操を見に？そりゃ良い事だ！！！」 となんだか喜んでもらえたようで、一緒に行くことになった。 「今日はこいつらは出ないんですわ。明日はでるんだけどね。」 ・・・という事はこの集団は 日本ナショナルチーム！？(←それまで応援団かと思ってた） ・・・ナショナルチームって試合会場に市電で行くんすか？ 電車をおりるとさらに爆弾発言が。 「ドイツって電車乗るのにお金 払わなくていいんですね。」 ・・・・・！？そ・・・それは・・・・・ キセル乗車というのものでは！？ 日本体操教会、お金ないんすか？ 駅から私達がすたすた歩いていると、私達の後ろには 人々の列が！ 「・・・私ら試合会場知ってると思われてるんじゃないでしょうか？」 と言ってみたら、 「・・・そらやばい・・・」 という反応が。全員で迷うのは嫌だ〜！！！ しばらく歩くと、コーチが、 「あ！ここ知ってる！練習に来た！もうまかせて！！！」 と言い出したので、任せてついていった。 とある建物の前にきて、 「ここ、ここ！」というから信じてついていったら、 なーんかサムーイ感じが・・・ 中には人っ子一人居ない・・・ そこにドイツ人が通りかかったので、聞いてみた。 「何？会場はここじゃないよ！ずぅ〜〜〜っと向こう！」 ここは単なる練習場だったのだ。 指示通りにテクテク歩く日本人８人（＋韓国人１人）。 「そうだ！選手団としてぼくらと一緒に入っちゃえば？」 「え？」 「ほら、ぼくのナショナルチームのジャケット着ちゃえば わかんないし。」 ・・・っていうか私チケットすでに持ってますけど？ でも、いつのまにかジャケットを着て選手団になっている私・・・ そんなこんなでやっと会場についた！！！

日本ナショナルチームの一員として入場した私。 私は指定席券をもっているので、ナショナルチームとも ここでお別れかな、このジャケットも返さなきゃな、 と思っていたら、 「レストランに行くので一緒に来てください。」 と言われた。開戦時間が迫っているので、 私は焦ったが、彼らは気にする様子がない。 「ここ座って通訳してくれる？」 そうだとと思ったよ・・・ 二つのテーブルに別れて座る私達。 「俺らは全員スパゲティミートソースがいいから。」 と、選手達の意見も聞かずコーチが言う。 ははーん、なんか栄養学的な理由があるんだな！ と一人で納得した。ウェイターが来たので、 「スパゲティミートソースを・・・・」 と私が言いおわらないうちに、 「全員！！！」というコーチの声が後ろからした。 え？私もそれっすか？ 私シュニッツェルの方がいいんですが・・・ 注文が終わると、もう一つの席に座っていたコーチが やってきて、 「俺、タバコ吸うからここ座るわ。あっちで うちの女の子達の相手してやってくれる？」 という。席を移って、女の子二人と話し始めた。 中学生かな〜と思っていたら、高校生だった！ いや、体操選手が小さいのはわかってたはずなんだけど・・・ （後で色々調べたら、日本で有名な選手だった。 ごめんなさい。チェック甘くて・・・） 「ドイツって食べ物おいしいですね」 と一人が言い、 「うん、おいしい！」 と一人が相槌をうった。 ・・・ん？私なんか聞き間違えたか？ と思いもう一度たずねたら、 「食べられるものがあるだけでもありがたいです。 中国に試合に行ったときは・・・・（沈黙）」 という答えが返ってきた。比較の問題なのね・・・ 「ところで、全員スパゲティなのは、栄養管理のため？」 と聞いたら、 「いえ！とんでもない！コーチの趣味です。」 ・・・そうだったのか。深読みしすぎたのね・・・ 食事もおわり、試合会場に向かう私達。 私はどうするべきなのか迷っていたら、 「じゃ、俺達選手用の席行くから！」 とさわやかに握手されて行ってしまった・・・ さっきの女の子達にお別れの挨拶も激励の言葉も かけられなかった・・・ むなしい・・・

体操の話はここでしても無意味だろうから省略。 体操を堪能した後は、某ネッ友達のお宅を襲撃！！！ 駅まで迎えに来ていただいた。 夕飯はプルゴギ！！！ うそ〜ん！感激！美味しい！！！ おしゃべりをしすぎてちょっと夜更かししたあと、 私は住居をひとりじめ！！！ お風呂を自由に使って良いといわれたので、 これはチャンスとばかりに浴槽にお湯を張り始めた （うちの寮はシャワーしかないので、お風呂に飢えている）。 お湯がたまるまでしばらく待って、居間でくつろいだ。 もうたまってるかな〜、と思ってバスタブを見ると、 全然たまっていない・・・ はっ！！！よく見たらお風呂の栓がきちっと閉まってない！！！ ごめんなさい〜 お湯の無駄遣いしてしまいました！！！ 許してください！！！ 今度はきちっと栓をしめ、たまるのが待ちきれないので 湯船に入ってしまった。 しばらくは快適に過ごしていたのだが、 途中で違和感を感じ始めた・・・ なんか寒い・・・ そう、お湯はいつのまにか水に変わっていたのだ。 ひょえ〜！！！タンク式だったんだ！！！ これはしばらく待つより手はない。 寒さで震えつつ、再びお湯が出るようになるのを 待った・・・ 翌日は午前中に体操競技会の会場に向かい、 ネッ友達の家を後にした・・・ その日は日本人選手が出場したので、 張りきって応援した。

主専攻はほぼ終わっているものの、 副専攻をサボっていた私。今学期は 副専攻である「教育学」を頑張る事にしている。 でも、教育学の授業ってなんだかつらい。 グループワークが多いから。そして討論も 多いから。発言するのに必死・・・ 今回取った授業は4時間続く上、グループ発表がある。 グループは本当に苦手。私の意見を取り入れてもらえない 事が多いから。 今週の授業での話し合いの時のグループは 最悪だった。テーマに全然関係無い、 「どの先生が単位取るの楽勝か」という おしゃべりに終始し、私がうんざりして 無理やりテーマにもどすために意見を言ったら、 「そう！その通り！それが一番大事！！！」 とうなずいた後、すぐおしゃべりの続き・・・ しかもあとで、グループ討論の意見発表の 時には、私の意見を「自分の意見」として 先生に言われてしまった。 言ったもん勝ちかい！！！ その後ロールプレイングがあり、 グループで模擬討論を行う事に。 シチュエーションは、 州の予算削減で授業数を減らしたい VHSの語学課課長と絶対に減らされたくない 語学教師陣。その話し合い。 私の役割は語学教師側の立場で「野次を飛ばす係」。 難しいっちゅうねん！ただでさえドイツ人達の議論 に口挟むのは大変な事なのに、野次を飛ばすんかい！！！ 皮肉なんてそんなすぐ出てこないって！！！ 久しぶりに投稿拒否になりそうだ。 予習しても予習しても結局役に立たないし・・・ 今学期のテーマは「生涯学習」と「言語障害」。 面白いんだけどね・・・

バイトで雇ってもらっている会社から 素敵なネームバッジが届いてご機嫌。 なんかホントの社員みたい！！！ これをつけてから、ほかの商品の 説明をさせられる事が減ったのでうれしい。 もうすぐクリスマスプレゼントもくるだろうし、 なんだか愛社精神が沸いてきちゃうなあ。 このまま社員になったりして・・・ 私の知り合いの日本人は、私と同じ職場で同じような 仕事をしていて、突然ロンドンからスカウトが 来て、とんとん拍子に就職してしまった。 私の今の仕事だってスカウトされたようなものだ。 「日本人」というだけでよりよい仕事にスカウトされてしまう バイト先にめぐり合えて運がよかったなあ。

今日はハンドベルの演奏を発表する日！ 職人の卒業試験（？）のコンテストに 入賞した人達の資格授与パーティーで 2曲演奏する（「天には栄え」と「諸人こぞりて」）。 今回はきちんと舞台に立っての演奏なので、 ちょっとキンチョー。 植物園の温室内にあるパーティ会場での演奏だった。 控え室に荷物を置いておくのだけど、 鍵が無いので貴重品を置いておくのが不安だった。 「みんなどうしてるの？」 と指揮者にきいたら、 「ここに置いておいても大ジョブだって！」 というのだが、私はやはりポケットに入れて 舞台に上ることにした。 舞台の袖、もうすぐ出番の私達。私達と共に、 コーラス隊もでる。だが、私は何かが変だと思った。 ・・・なんかおかしい。なんだこの違和感は・・・ そう、女の人の多くがショルダーバックを持っているのだ。 中には貴重品が入っているのだろうけど、 こんなところに持ってきてどうするのだろう。 置くところも無いし、まさか・・・・ 「はい！皆さん出番ですよ〜！！！」 という声がかかり、ぞろぞろと舞台にのぼる私達。 ・・・やっぱり、カバンもったまま 舞台にあがるんかい！！！ ベルクワイヤーだけでなく、コーラスの おばさんたちもカバンは肩にかけたままである。 そして舞台上では、さも当たり前のように足元に置く・・・ いいんすか？これっていいんすか？？？ みんな平然としているので、良いのだろうけど、 なんか納得いかない〜！！！ あ、演奏はこないだのよりよかったっす。

今日は最近知り合った日本食コックさんに 美味しいものを食べさせてもらったので、 忘れないようにここに書いておく。 本当はメニューにないのだけど なんか変わった美味しいものつくってよ。 という私の圧力リクエストに答えて 作ってくれた。 ニュータイプお刺身 というものだった。 サーモン、貝柱、アマエビなどをきれいに お皿の上に並べ、ごまとねぎをふりかける。 熱〜く熱したオリーブオイルを上から たらすと、あら！半生で香ばしいお刺身の できあがり！ しょうゆとゆずのソースを仕上げにかけましょう！ これはウマイ！！！ こんな簡単に美味しいものができるなんて！ その他、マグロの叩きサラダ風味、サーモンと アボガドのキュウリまき、貝柱のからしマヨネーズ 飛び子和えなど、おいしいものをいただいた。 幸せ！！！

一応宣伝で、ハンドベルの出演予定を書いておこう。 私、全部出る予定。興味ある人は聞きに来てね〜！ 演奏の内容については補償出来ないけど・・・ コーラス隊も共演らしい（実は詳細知らない・・・）。 入場料ありかもしれない・・・ 10.12.00　17:00　Obernburg Adventskonzert des Musikvereins Obernburg 16.12.00　17:00　Frankfurt, 　　Dominikaner-Kloster Weihnachtskonzert 23.12.00　11:30 　Seligenstadt (Main), 　　Basilika Weihnachtskonzert

ドイツには「サンタさん」みたいなのが 3種類ある。そのうちの一つ「ニコラウス」は 12月6日にやってくる。従者（ループレヒト？） をつれてやってきて、よい子にはお菓子をあげ、 悪い子は棒で（だったかな？）ぶつ。 昨日大学に行ったら、私の棚にクッキーの 詰め合わせが置いてあった。生徒からの 贈り物だ！わーい！ 私はもらった食べ物は速攻たべるので、 あっという間に全部食べてしまった。 ハンドベルの練習に行くために駅に行ったら、 ニコラウスの格好をしたDBの人が レープクーヘンを配っていた。 当然もらって速攻たべる。 ハンドベルの練習ではやはりチョコや クッキーの振るまいが。 やはりたべてしまう。 うちに帰ったら、寮のバーで 「ニコラウスの夕べ」をやっていた。 ただでグリュウワインがふるまわれ、 各テーブルには山盛りのお菓子の 籠が！！！ もう、お菓子にはうんざりしてたけど、 あるとやはり食べてしまう。 先週私が酔って陽気になったのが、 よほど可笑しかったらしく、今日も 友達が私を酔わせようと、グリュウワインを 勧めまくる・・・甘いっちゅうに！！！ そんなこんなで、昨日はあま〜い一日だった。

昨日は極々たま〜に仕事を頼まれる 某日系企業のパーティーに行ってきた。 「日本食食べ放題」ときいては 行かないわけにはいかんでしょう。 私の紹介（？）でこの企業でバイトしてる 友達と一緒にのこのこと出かけて行った。 お寿司食べ放題！しかも好きなものを 注文して握ってもらえる！！！ ギョーザ、鴨、やきそばは目の前で焼いてくれて 食べ放題！！！ おでん・てんぷらもどーんと食べ放題！！！ おちゃけだって飲み放題！！！ いや〜、極楽、極楽。 ・・・しかし、若い世代の招待客は 私達だけだった。あとは皆さん かなり年上の女性の方々。 ハイデル・ケルン・デュッセルからも 来ていて、総勢５０人ぐらい？？？ いやあ、密かにたくさんいるんだなあ。 この仕事してる日本人って。

今日は数年ぶりにドイツの美容院に行った。 駅前におしゃれな感じの美容院が新しくできて、 日本人の間での評判もよかったので、 行ってみる気になったのだ。 期待満々で店にはいった 私を案内してくれたのは、とってもおしゃれな おねえさん。こんな上手にカットしてもらえるのかな？？？ しかし、その後やってきた担当美容師さんは、 うそっ！！！助けて！！！ と逃げ出したくなるような、もろドイツ人なふくよかな お世辞にもおしゃれとは言えないおばちゃんであった。 いやいや、実はこう見えても カリスマ美容師なのかもしれない！！！ と、気をとりなおし、怖い髪型にされたら嫌なので、 細かく切り方を指定した。 大船に乗ったつもりでま〜かせて！ といわんばかりに自信たっぷりのおばちゃん。 豪快にシャンプーを始めた。顔中泡だらけに なるかと思った。耳の中に泡が入ってんだけど この始末どうつけてくれるんだい！？っと 心の中ですごんでいたら、 じゃばーっ！！！ と、耳の中におもいっきりシャワーをかけられた。 確かに泡の始末はついたけれどね・・・ さて、どんな風に切るんだろうと思ってみてみると、 一度に大量の毛を指に挟んで切っている。だから あっという間に切り終わってしまった。 一応希望は聞いてもらえたけど、 なんか大雑把なんすけど？ もう少し髪の毛を減らしてほしかったなあ。 んま〜！きれいよ！素晴らしいわ！！！ としつこく言うので、けちをつけられず、 「ま、いっか（でも次は違う人指名するぞ）」 と帰ってきた。

今日もハンドベルのコンサートだった。 6曲も演奏するうえ、ほとんど練習してないに 等しい曲もあるのでちょっと不安。 コンサート直前にリハーサルで演奏してたら、 前方にどこかで見たような親子連れがいる・・・ しかもなんかこっち見て手なんか振っちゃたりしてるよ。 って、近所の某ネッ友達御一家だっつーの！！！ 死ぬほどびっくりした〜。まさかここまで「くるくる」を 飛ばしてやってくるとは！フェイントかけられた！！！ しかもビデオカメラ持参らしい・・・ それはとっても恥ずかしい〜！ 帰りには「くるくる」に一緒に乗っけてもらった。

今日はむちゃくちゃユーウツなゼミの日だった。 4時間も耐えなければならないのかと思うと、 朝から暗い気分だった。 やはりグループワーク。でも今回は私以外 男の子だけのグループだった。そして思ったのだけど、 女の子のグループよりずっとやりやすい。 私の話もきちんと聞いてくれるし、ナイスな冗談も 飛ばしてくれる。そして困ってたらすぐに助けてくれる。 これが女の子のグループだったら無視されて終わり。 必要以上に自己主張しないと、透明人間になってしまう。 自己主張をしなければいけない授業は本当に精神的に疲労する。 でも、昔に比べたら発言もしてるし、 意見だって（少しは）通るようになった。 少しは進歩してるんだな、とあまり落ちこまないでおこう。 「先生」の時は必要以上におしゃべりなのになあ。

もう!買って半年で2回も壊れるなんてしんじられない!!! 鼻息も荒く買った店にのりこんで, "金かえせー!それがだめなら新しいモニターよこせー!!!" と,かみついたけど, "3回目にこわれたらそうできます.これがドイツの法律です." という答え.それでもしつこくかみついてみたけど, "私にはどうすることもできない." という答えがかえってくるばかり. 暫く説教(?)して帰ってきた. 明日また別の所で文句をつけよう. ★お知らせ 今週の土曜日のフランクフルトのハンドベルのコンサート, 前売で入場券が売り切れてしまったそうです. 当日券があるのかどうかはわかりません. コンスタブラヴァッヘから少し河に向けて歩いたら教会はあります. 昨日バイエルンのラジオ局"アンテナ"が私達の演奏を録音にきました. この土曜日にオンエアされるそうです.トップなんちゃらとかいう 番組で.宣伝に移る前の短い間奏になるらしいです.

最近モニターが壊れたり、ドイツ人と口論したりで、 「これだからドイツは！ドイツ人って奴は！！！」 と勝手に怒っていたけど、何でもかんでも「ドイツ」 という言葉で片付けちゃいけないな。 ちょっとドイツをけなしすぎたかな・・・と反省。 そして必要以上に日本の良さを主張してしまったかも。

今日はVHSで日本語の授業の日だった。 先週、「どこかに行きましょう！」という提案が 生徒からあったので、私は授業後にどこかで お茶でもするつもりでいた。しかし、私以外の 人達の計画は「授業中にどこかに行く」であった。 ・・・いや、いいんだけどね。お金もらってるの私のほうだし。 というわけで、みんなでクリスマス市にいった。 生徒はみんな私の両親ぐらいの年齢なので、 私は思いっきりかわいがられ、甘やかされている。 今日もすべて生徒のおごりだった。おまけに クリスマスプレゼントまでもらってしまった。 いいんかな？

クリスマスは毎年北ドイツで過ごす事になっている。 今年もブレーメンへ向かった。 ここ数日ものすごく寒くなっていたのだけど、 アウトバーンの周りでは樹氷がみられて とてもきれいだった。北に行くにつれ、景色は 雪に変わり、道もあやしくなってきた。 タイヤがつるつるすべるので、40キロぐらいしか出せない・・・ でも景色はこの上なく素晴らしい！！！ チョコレート色の可愛い北ドイツの家々に雪がつもっている。 メルヘンの世界よね〜！！！ ブレーメンでは知り合いの家にお世話になった。 24日にはポテトサラダを食べるのが習慣になっているらしい。 去年もおととしもそうだった。 大きな声では言えないが、 クリスマスの料理にしては淋しいのでは・・・ と常々思っていたので、今年はさりげなく聞いてみた。 「ドイツのどこの家庭でもクリスマスはこんな感じ？」 すると返ってきた答えは、 「ドイツ人はつつましくクリスマスを祝うものだ。 特に北ドイツでは。アメリカなんかのように 大仰に大量に料理をしたりはしない。」 ご飯の後にはプレゼント交換。「ハリー･ポッター」の 2巻と「狂牛病の大豚」（たこ命名）の貯金箱をもらう。 この貯金箱、うつろな目をした豚に、梅型の黒い斑点が まるで牛のようについている、一度見たら忘れられない 代物だ。すごいセンス・・・ 25日には北ドイツ名物、「グリューンコール」をたべた。 煮キャベツなのだけど、塩漬けの豚肉とか、 「ピンケルヴルスト」というこの地方特産のソーセージ と一緒に煮込むので、味が染みてて美味しい。 この日はハンブルクのホストファミリーを訪ねに行った。 ブレーメンから電車で約一時間。寒さは同じくらいなのに、 全く雪が無かった。 2年ぶりに会ったのだけど、何一つ変わっていない。 犬（ボクサー）が強烈な頭突きで歓迎してくれる。 何種類もの手作りケーキがでて、色んな話題がとびだす。 お父さんは相変わらず議論好き。７年前に私がテキトーに 言った意見を未だに覚えていて引き合いに出してくる。 私もお父さんが5年前に言った事を引き合いにだしてやったら、 「そんなこと言ったっけ？？？」 都合の悪い事は忘れるんやな！！！ 夕方にはブレーメンに帰る。帰り際にお父さんがなんと！おこづかひを くれた。なんかもらうのむっちゃ恥ずかしいねんけど・・・ 断るのもなんか悪いし、ありがたくいただいてしまった。 昔散々貧乏を強調したから、未だに貧乏だと思われているんだろうなあ。 26日に、また南に帰ってきた。

23日から、イタリアに留学中の友達が泊まりにきている。 23日には私のハンドベルコンサートに来てもらい、 24日から昨日まで私が北に行ってる間は部屋で自由に してもらった。私の生徒が彼女をクリスマスランチに 招待してくれていたので、そんな孤独ではなかったはず・・・ 今日は一緒にドイツ観光！どこに行きたいのかな〜？ ハイデルベルクかな〜？とか思っていたら彼女の答えは ヴォルムス！だった。 なんでそんなマイナー狙いなんだ！？ シュパイヤーも見たいというこれまたマイナーな希望もあり、 今日は「シュパイヤー・ヴォルムス大聖堂見学ツアー」だった。 彼女はドイツの後ストラスブールに行くらしいので、 実は隠れ大聖堂マニアかもしれない。 シュパイヤー、ヴォルムスの大聖堂は共にライン地方の 3大聖堂なので、それは立派なものだった。ばかにしてごめん。

大晦日の騒ぎの疲れから未だ立ち直ってない・・・ なぜか私がパーティーの準備及び後片付け係りに なってしまったので、大変だった・・・ ウチの寮は１５階建てで、色々な階でパーティーを やってたらしく、パーティーはしご組が色々やってきた。 みんな元気だなあ。私は自分とこだけでいいよ。 新年の瞬間はみんなで屋上にあがってシャンペンで乾杯！ 今年はみんな特に狂ったように祝いあった。 何人と抱擁を交わしただろう・・・そのあとは どうやら私もパーティーホッピングしてたらしい。 あんまり記憶にないけど。 一日は一日中死んでた・・・

発表前なので部屋にこもりちゅう。 共同発表者から電話連絡が来ないので、 おかしいな〜、と思っていたら、 なんと電話が壊れていた。道理でこの2,3日 一切電話がこないはずだよ。ショック！！！ 来週の火曜日さえ乗り切れば！ ちょっと精神的に楽になるはず。はよ発表終われー

明日の発表が怖すぎる〜！たーすーけーてー！！！ レジュメは書けたけど、滞り無くドイツ語で言えるやろーか？ うー、最近ドイツ語崩れてるし。なんでこんなテーマ選んで しもてんやろ。「心理学」なんてかじった事もないのに、 「中年の心理」で発表するんだよ。どうするよ。ぎゃ〜！ もういやだ。今日はとんでもない失態してしまったし。 もう自棄酒を飲みに行く！あとはどうなろうとかまうもんか！ たかが15分ほどの発表、余裕、余裕！！！ いつも90分授業を行うのに比べたらちょろいちょろい！ ・・・わけないって！

こんなつらい発表は久々だった。 グループ発表だったけど、自分の番がくる前に この場から逃げ出したかった。なんか自分が 場違いなところにいる気がして仕方がなかった。 教育学の授業をとるのは2年ぶりぐらいで、 知り合いもいないし、先生も知らないし、専門の内容も忘れてる。 ちゃんと準備したはずなのに、 なんか知らんけどやばい という思いが頭から離れなかった。 私の発表の原稿はキーワードしか書かれていない。 あとはアドリブではなすのだけど、今回だけは 棒読み用原稿を書いておけば良かったかな？ 私の発表は特に不可も無い内容だったと思うけど、 3回ほど笑いがとれたからそれで良しとしようかな （笑いを取った回数で発表の良し悪しが決まるんかい！）。 でも、みんなが笑ってくれた事で緊張がほぐれた。 居心地の悪さもなくなった。私の方が心のバリケードを 張ってたんかな？？？笑いをとってから、ゼミの受講生が 私と同じ「学生」に見えてきた。

部屋の電気がこわれてしまった （なんか最近色々壊れてばかりだなあ）。 電球が切れたとかそういうのじゃなくて、 配線のどこかが切れた気がする。 天井の電気と洗面台の電気が同じに「バチッ」と いって切れてしまったのだ。 今日寮の管理人に修理の依頼をだしたけど、 直してくれるのはいつだろうか・・・ しかたがないのでろうそくの明かりで過ごしている。 パソとテレビのも部屋を明るくするためにつけてる。 あああ、なんかドイツ人の部屋みたいだ。

今日はバイトに行く途中、人身事故があったらしく、 電車がストップしてしまっていた。ストップした駅で、 偶然学科の友達（そして元私の生徒でもある）Ａ君に会った。 彼もバイトに行く途中で足止めを食らって困っていたらしい。 時間は過ぎ、もう二人ともバイトに行っても行かなくても 一緒というような状況になったので、私のいきつけの 日本食レストランに二人で行ってしまった。二人とも朝から な〜んも食べてなかったんだもの。Ａ君はタイに一年 留学したことがあり、なぜかタイでほぼ毎日日本食レストランに 通いつめたらしく、日本食がお気に入りだ。 二人でレストランのカウンターにいったら、 「なに？今日は彼氏連れ？？？」 と、なじみのコックさんが好奇のまなざしを送ってくる。 「違うよー！残念ながら単なる大学の友達。」 と言ったのだけど、Ａ君が続けて日本語で言った言葉は、 「旦那です。」 またそのギャグを言うか〜！！！ Ａ君は最近芸者についての本を読んだらしく、 「芸者は旦那と置屋へ行きます。」 などという日本語の作文をして得意になっていたのだ。 だから彼は「旦那」を「パトロン」という意味で言う。 そして、しょっちゅう自分は「旦那」だというギャグ（？）をとばしてたのだ。 しょーもないギャグかますな！ コックさんが「は？」という顔で目を白黒させてるじゃないか。 Ａ君黙っていればカッコイイのに・・・

ああ・・・ついにやってしまった・・・ この一年いつもドキドキしてたんだけど、 昨日までなんとか無事にすんできた・・・ でも・・・でも・・・今日ついにやってしまった！！！ 使用中の人がいる男子トイレの ドアを空けてしまったよ〜！！！ 恥ずかし〜〜〜！！！ 「ははははは」とか言って笑われたし。 別に好き好んで男子トイレに行った訳じゃないのよ〜 男子トイレが掃除用具置き場になってるから、 掃除用具を取りに行く時は男子トイレに入らなきゃきけないのよ〜

昨日は悪友に引っ張りまわされた・・・ 大学のホールでミュージカルが上演されると言うので、 ＭちゃんとＰちゃん（二人ともドイツ人）が 「たこも行くでしょ〜！！！」 と執拗な誘いをかけてきた。 私は「オペラ座の怪人」オタクではあるけど、 別にミュージカルファンではないので、 「え〜？」 と顔をしかめたけど、 「来るの！！！絶対楽しいから！！！」 と、押し捲られて、行く事になってしまった。 演目は「ブルースブラザーズ」。学生のミュージカル だけど、まあ、雰囲気は楽しめた。 途中、Ｍちゃんが 「たこ！はいこれ！」 と言って、ビールを渡してきたので飲もうとしたら、 「こら！持ちこみ禁止なんだから、見つからないように 飲んでよ！」 というお叱り。そう言う事は早く言ってちょーだいな。 ミュージカルが終わっても観客は帰ろうとしない。 アンコールの音楽にのってＭちゃんとＰちゃんは ガンガンに踊りまくっている。 ミュージカルが終わると、 「さあ！これからディスコパーティーに行くよ！ たこも当然くるよね？」 ・・・まじですか〜？ 私もう行く事になってるんすか？ かなり眠かったけど、二人につれられ、 寮の向かいのパーティー会場へ。 歴史学科主催のパーティーで、ホールは 満員に近かった。 「たこも踊るのよ〜！！！ヘイ！」 といわれ、ビールをしこたま提供された。 すると私の好きな「サンバ　デ　ジャネイロ」が かかったので、 「サンバ！サンバ！」とか言いつつガンガンに 踊ってしまった・・・ その後の事は・・・よくわからない・・・

今日はバイトの日。 ロシア人の同僚が私の名前を聞いてきた。 「待って！私貴方の名前知ってるから・・・ すぐ思い出すから・・・！！！ すりみ！！！ あってるでしょ？」 ・・・それはもう一人の、バイトの日本人の女の子の名前かな？ アルファベットがむちゃくちゃ並べ替えられてるんですけど・・・ ってゆーか、わたしゃかまぼこかっつーの。

ドイツでは誕生日を迎えるものが、他の人に ご馳走しなければならない。ハッキリ言って 大散財だ。ちょっと誕生日が近づいてくると 「ああ〜お金が〜！」 とユウウツになる。だって200DMぐらい飛んでいくのよ〜！ 私の友達には大酒のみが多いから、ビール最低でも 5箱は必要だ。ん！？今思い出したけど、大晦日の パーティーの6箱分のビール、私のおごりということに されているような気がしてきた・・・お金みんなからもらって ないし。 でも！今年は3人合同パーティーなのだ！ 2月2日に誕生日の人があと二人もいるので、 お金の節約のため、私が説得して合同でパーティーを 開いてもらうことになった。 やった〜！費用が安くなる！！！ ここを見ている近くに住んでいる知り合いの人達！ 貴方は既に招待されている！！！

火曜日のゼミナールを受けると激しく落ちこむ。 5年以上もドイツに居てこの程度のドイツ語しか できないのか、私はここにいる能力がないんじゃ ないかと。このゼミではいつも抽象的なテーマ （今日のテーマは「社会における主体とは何か」）を その場であたえられ、それについてグループ討論の上発表 ということが多い。私が配テーマについてのプリント を理解する間に討論がはじまってしまうし、テーマについて考えてる間に 討論が終わってしまう。それに、内容的には難しくないけど、 それをさも難しそうに表現する技術が私には足りない。 その程度の意見だったら私だって言える！と人の意見を聞いて思っても、 自分が意見を言う番になると自分の表現の幼稚さに恥ずかしくなる。 ゼミの内容は難しくなくても、言葉の壁にはじき返されてる、 そんな感じだ。 ゼミの休憩中にに大学の研究所に呼び出されたので行ってみると、 なんだか用事を背負い込んでしまい、ゼミに戻れなくなってしまった。 朝にも隣町の大学の教授から電話があって、来学期の打ち合わせを していて遅くなったし・・・ 私は「チャンス」を拾いすぎてしまったのかのしれない。 「大学の先生」というチャンスは滅多に転がっているものでも ないから、全て請け負ってしまった。でも同時に学生で いるためにはちょっと請負いすぎたかもしれない。 一方留学生活を送るための資金だって必要だ。 去年に先生業を増やしてから、少しは経済的に不安が少なくなったのだ。 でも、はっきりいってこの生活はしんどい。 そうは言っても、私は恵まれているとおもう。 昨日イラン人の友達が真剣な顔をして、 「ちょっと話しておきたい事がある。」 と言ってきた。彼は20年以上ドイツに不法滞在してる。 「俺の弁護士が、俺の以来を断ってきた。やりたくない、と。 警察は俺の居場所を知っているので、いつでも国外退去 命令の手紙が来る可能性がある。あした、別の弁護士と 面会するのだけれど、その結果によって、最終的判断が 下るかもしれない。俺はもしかしたら牢屋に入れられるかもしれない。 でも、俺は自分の意志を貫きたいし、自分が何であるかを 知っているから、その自分を変えたくはない。俺の ただ一つの望み、それは「自由」なんだ。祖国では これは不可能であることがわかっているので、ここにいる。 意思あるところに可能性はある。目的地にたどり着くのに 邪魔があったら−たとえば社会的に−それを人は「アンラッキー」 と名づけるけれども、そうじゃない。それは単なる回り道 であるけれども、目的地に向かうということには変わりがないんだ。 警察に見つかったり、弁護士に断られたのは俺の「不幸」 かもしれないけど、それであきらめたりはしない。全力をつくして 意志をつらぬく。自分の「自由」のために。明日の「幸運」を いのってくれ！」 彼の言うところの「幸運」は私は生まれながらにして 与えられている。祖国を捨てる必要もないし、 ドイツで（制限はあれど）働く事だってできる。それは 私が自分で勝ち取ったものではないし、空気のような 存在かもしれない。だからこそこの「幸運」を無駄に費やすのは 罪なのではないかと思えてくる。

今日はやたら外が騒がしい。 何事だ〜！と思って見に行くと、 中国人達が、はでな竜を10人ぐらいで躍らせる 練習をしていた。 そうか！中国や韓国では新年なんだ！ あまりにも楽しそうに練習しているので、 うろ覚えの中国語で挨拶してみた。 新年好！ そしたら元気な「新年好！」が帰ってきた。 きゃ〜！私の中国語通じたよ〜！！！

昨日はハンドベルクワイヤーのみんなでお食事会。 下は１３才から上は５２才までのメンバー14人で ユーゴスラビアレストランに行った。 レストランに行く前にあるメンバーの自宅に集合！ くるかなくるかな、と思っていたけど、やっぱり来た、 ガイドつき、自慢の部屋及び家具見学住居一周ツアー☆ ホント、みんなお家自慢好きなんだから！ （というか客が見たがるのか？） はじめて行った家ではよくやられる。 延々と絵画やアンティーク家具の由来や、 手作り家具の苦労話を聞く事になることも多い・・・ 全員集合してレストランへ！ ユーゴ料理とギリシャ料理の区別がつかない 私だけど、アルゼンチン産牛肉のランプステーキ やぎのチーズ詰めを食べた。久々の牛肉！ 食事中に封筒が回ってきたので、 「なにこれ？」 と聞いたら、 「ハンドベル隊員へのお小遣い」 だって！予想外の収入にうきうきな私！ 隊員になるのにお金を払う事はあっても、 まさかお金もらえるなんて！！！ ・・・たったの30マルクだったけど。 どうやら税金対策らしい。でもうれしい。わーい！

今パーティーの真っ最中れす たくさん料理して、たくさんのんでまふ みんなおどりくるってまふ つづきはあした

今年の誕生日は気合いが入っていた。 試験も発表も終わっているし、なんたって 週末に重なるんですもの！これは盛大に祝わん わけにはいかないでしょう？ 同じ日に誕生日の友達二人を巻き込んで、 私の寮の集会室で誕生日パーティーをするのだ！ でも結構ぎりぎりまで無計画だった私達。 料理を何にするか全然考えていなかった。 一人が「チリ・コンカルネにしよう！」と言ったのだけど、 私は「またかい！大晦日のパーティーで出したやん！」と おもって却下。それで、バゲットと春巻きにしよう という事になっていたんだけど、それでは足りんだろう！ という私の勝手な判断で、寿司と肉まんとカナッペの 材料までそろえることにした。 ビールの買出しは友達が、食料の買出しは私がする。 ビールは6箱（120本）。これくらい飲むだろう。 当日私は友達二人の誕生日プレゼントをまず買う事にした。 しかしこれに予想外に時間がかかってしまい、 気がつくとパーティー3時間前。 「やーばーいー！！！」 そこに鴨がねぎをしょったかのように電話してきた子が居た。 「たこさん、なんか手伝ったほうがいいですか？」 ・・・もう逃がさない！！！今から貴方は私の下僕！ 彼女が来るまでに、寿司飯と肉まんの皮を作らなければ！ ごはんを炊き、小麦粉をこねる。こねる。こねる。 満身の力を込めてこねる。目いっぱいこねる。 こうして力作の肉まんの皮のタネが出来あがり。 しばらく発酵させてもう一度こねなきゃ。 手伝いにやってきた彼女には、寿司を巻いてもらう。 そのうち友達もやってきて、会場セッティングをはじめた。 私はもくもくと肉まんの餡をつくる。手の開いた友達にはカナッペを つくってもらう。私は黙々と餡を皮で包む。 そのうちもう一人日本人の女の子がやってきたので、 肉まん作りをかわってもらった。私はサーモンとアボガドの オードブル（のようなもの）に挑戦。カナッペのデコレーション をしていたら、もう一人日本人の女の子登場（ってもうパーティーの 時間なんか！？）その子にオードブルの続きをまかせる。 もう一人ヒマそうなのを捕まえて春巻きをあげさせる。 何か私、人をこきつかってるだけのような気がしてきた・・・ 肉まん第一弾が出来あがったので一つ味見してみる 「うーん、マンダム！」 ・・・じゃなくってー！おいしい！ぐーーーと！ 料理もだいたいできあがったし、人もだんだんきたし、 私はシャワーをあびて、主役（の一人）らしく化粧の 一つでもしてくるか！ ・・・そしてさっぱりしてから会場にもどってみると・・・ 『・・・お母様、私の肉まんどこにいったんでせうね。 あの、私が30分ぐらいも心をこめてこねた皮で作った にくまんですよ。（遠い目）』 ・・・いっこもなーい！！！ 「あ、たこさん！肉まんおいしかったですよ！」 が〜ん！！！ ショックでめまいがした（気がした）。 皆さま。食べ物の怨みは恐ろしいのでございますよ。 わたくし、一生わすれませんわ！

・・・肉まんのことは忘れて春巻きを食べる事にしよう・・・ そこへ、先日の日記に登場した調子もんのA君がやってきた。 あなたのダンナはどこですか？ またそのくそしょうもないギャグか〜！！！ 今回はさらに、 ここはオキヤですか？ というギャグまでつづいた（日本人の女の子が何人かいたから）。 君、ホンマにダマっとリって！ パーティーは楽しく続いた。プレゼントは何故か本が多かった。 お客さんの荷物は私の部屋において鍵をかけていたのだけど、 A君が「そろそろ・・・」と言ってきたので、 鍵を開けようとした。 ・・・開かない！？ そんなばかな！鍵はこれで合ってるし・・・ どうして！？ しばらくガチャガチャやってもあかないので、 A君にかわってもらったのだけど、やっぱり 開かない。 壊れたの！？ ・・・と思ったらしばらくしたら開いた。 ・・・なんだったんだろう。 ・・・しかし、鍵はやはりこわれていたのだ。 次にお客さんの荷物を出そうと思って開けようと した時も、いくらやっても開かない・・・ 10分ほどガチャガチャやってやっと開いた。 これはおかしい・・・ 私はねじ回しでドアの鍵を分解してみた。 鍵自体に問題はないようだ・・・ ってことはドアに問題があるん？最悪やー！ また鍵をつけたり、ちょっと位置をずらしてみたり、 蝋を塗ってみたり、長い時間ドアと戦わねば ならなかった・・・ なんでよりによって誕生日にこんな目にあわないかんねん！？ みんな心配していたけど、蝋を塗ったら調子がよくなった。 月曜日に管理人に修理してもらおう・・・ 夜中1時近くになると、殆どの日本人のお客さんは帰ってしまい、 残っているのはドイツ人だけ。 「なんだ！日本人は！軟弱だなあ！！！」 とみんな文句ブーブー言ってたけど、はなから徹夜の つもりでひとんちのパーティーにくるのは君達だけだよ！！！ でも1時過ぎに２人日本人の女の子が到着し、 完全にへろへろなドイツ人軍団にくわわっての パーティー参加になった。 もう会場は完全ディスコ状態。踊り狂うドイツ人達。 地面の上に寝っ転がって踊ってるのも居る。 私達だけ無事でいられるはずも無く、踊りの輪の中に 引きずり込まれ、乗せられておどってしまう私。 この時むっちゃわくわくな事があってんけど、 くわしくはかけなーい！本人見るかもしれんし。 でも、わくわくやー！！！ 3時過ぎた頃に、 ガオーッ！！！ と吼えながら、悪友Pちゃんがやってきた。 カジノのバイトが終わってからなので、こんな 遅くなってしまったのだ。でもすでに酔ってる・・・ ものすごい大きな声で吼えまくっている。 彼女がくると、みんな一段と狂うからなあ・・・ 私は５時ごろギブアップして部屋に戻った。 他のみんなはなんと、６時頃から雪合戦をしていたらしい。 なんて元気なやつらなんだ・・・

パーティーはまだ終わりじゃなかった。 次の日に第2部があったのだ。4人目の 2月2日生まれの友達が自宅でブランチを するというので、みんなで会場移動〜！ 昨日から降っていた雪が積もっていて、 歩きにくい事このうえないのだけど、 「ガソリンだ〜！」とか言ってビールを 飲みつつ歩いていくドイツ人・・・ 彼女のうちには所狭しと料理が並んでいた。 手作りマフィン、えびのカクテル、スモークサーモン、 色んな種類のチーズ、ハム、ゆで卵、焼き立てのパン、 色んなジュース・・・・ 着席のパーティーだったので、みんなでお皿の取り合いになった。 どれもこれもおいしい！ シャンペンで乾杯し、再び誕生日を祝い合う4人。 ブランチ主宰者の彼女は、結構パシリにされやすい 性格というか、とても世話好きというか、 要するにみんなに利用されまくるタイプで、 この日も「料理がたりなーい！」「飲み物ー！」 「ビールが無い？ガソリンスタンドで買って来い！」 などと、いいように使われていた・・・ そして延々と宴は続く・・・ （なんでみんなそんなビールばっか飲めるんや！！！）

はあ〜〜〜！ 授業が（自分が教える分は）終わった！ あとは試験をやらせるだけ！ この開放感！ 今学期はしゃべりな生徒が多かったので、 いかにして授業を横道にそらせないか、 苦労した。生徒がすぐしょーもない質問 をして、雑談をさせようとするんだもの。 生徒の一人が日本に職業研修に行きたいといっている。 ところがビザの件で難航しそうなのだ。 日本のビザって「保証人」がいるの！？ 「保証人」なんて聞いたら引き受ける方は びびっちゃうよね。 日本側の世話役の人がこの事をしらなくて、 今まで散々話を進めておきながら、「保証人」に ならなきゃいけないと聞いたとたん、 受け入れを渋りだしたので、 「先生どうしましょ〜！」 と生徒に相談されたのだ。 こないだはじまった「ワーホリ」の話をして、 この線で攻めてみたらどうかなあ？ だれかドイツ人で既に日本にワーホリで行ってる人 いるのかなあ？

今日バイト先で若い日本人の男の子に、 「あなた、実はなんちゃって日本人でしょ！」 と言われた。 どう意味じゃ！ワレ！ その子は、 「おなかがすいたよー！何かたべたいなー」 とずっとつぶやいていたけど、 おまえにゃ絶対私のチョコは分けてやらん！

兼ねてからの約束であった「エーベルバッハオフミ」を 週末に決行した。なぜにエーベルバッハ？と思っている ひともいるかもしれないけど、わかる人にだけわかればいーのだ。 待ち合わせは電車の中。ちょっと心配だったけど、無事に 対面をはたした。電車のなかでおしゃべりしているうちに、 彼女はなんと私の日本の大学の先輩で、共通の知りあいまで いる事がは判明！いや〜世の中せまいもんですねえ。 エーベルバッハにはヨコシマな目的でいっただけなので、 町自体には全然期待していなかった・・・でも、 いや〜！むっちゃ可愛い町〜！ 嬉しい誤算だ！さんぽしてるだけで楽しい。 博物館もおもしろかった！

日本への飛行機、隣に座ったのが偶然日本人の留学生だった。 ドイツでもご近所さん、日本でもご近所さんという超ラッキーな 巡り合わせ。しかも共通の知人が何人もいる〜！ 彼女も私と同じ自活留学生なのだ（やはり居るもんだねえ）。 同じような境遇なので話が弾む弾む。10時間のフライトの間、 喋りとおした気がする・・・ 彼女もバイトをさがしているらしいので、いくつか紹介する事にした。 彼女もこの話に食いついてくる。こういう人はきっと仕事が見つかるよ。 今まで何人も仕事の連絡先紹介してるけど、せっかく紹介しても 電話が怖くて連絡できないって人が結構いた。そんなことじゃあダメなのよ。 「もしダメでも失うものは何も無い」と思わなきゃあ。 ともかく、新たな偶然の出会いに喜ぶ私だった。

今日初めて噂の「みの」のクイズミリオネアを見た。 ドイツでギュンター・ヤオホ（だったかな？）がやってるアレだ。 クイズの形式は一緒と聞いていたけど・・・
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