■ サークル活動に励むたこ |
◆「留学日記」メールマガジンの御案内 ◆
やっぱり楽しいのはサークル活動だよね。 私が入っているサークルは、お忘れの方もいるかもしれないが、 表流茶道同好会と歴史美術研究会なのである。ばりばり 「日本的」なサークルなのである(だってもともとそういう方が 好きなんだもんね)。 特に茶道に関して、私はこの頃には「オタク」と化している。 朝練だってしちゃうし、授業のあとも毎日数時間一人で特訓 しまくっていた。 うちのサークル、実は表千家幹部が顧問であり、家元とも つながりのある由緒ある(?)サークルなのだが、 大学校舎の移転に伴い、実質的に「出会いサークル」化 してしまっていた。少なくとも男子部員はほとんどそういう 下心で入ってきていた(と思う)。畳の部室にはファミコン、 漫画類が散乱し、常に誰かが授業をサボって入り浸っていた。 そんな中で真面目に練習すると嫌がる人達もいたけど、 一度凝ったら止まらないのが私の性格なので、 ありとあらゆる道具を使って練習しまくったのだ。 他校のお茶会にも参加しまくり、益々茶道にのめり込む私。 京都という土地柄、様々なお寺の素晴らしいお茶室で 開催されるのだから、もう楽しくてしかたがない。 果てにはサークルの「点前指導」の座に就き、サークルの 定期茶会を新たに二つ企画・創設するに至った。 (ああ、まさかこれがドイツで役に立つとは!) 歴史美術研究会の活動は、主に京都の寺社散策である。 毎回リーダーを決め、リーダーはお寺や庭園などについて 事前に調べて、当日案内しなければならない。散策コースを 決めるのもリーダーだ。 そして、このサークルではお寺の様々な行事にバイトとして 駆り出される事がある。ガイドや受けつけ等など… なんでもやりたがりの私はガイドのバイトを引き受けて、 京都のいくつかのお寺で働いた。当然ドイツ人の観光客も 来るわけで、その出来事もおいおい順をおって書きたいと思う。 (ああ、まさかドイツでも同じようなことをする事になるとは!) こんな感じで、ドイツ語の勉強と共に充実したキャンパスライフも 送るたこなのであった。 |