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海外に暮らす方法は幾つかあるが、ここで私が取り上げているのは「留学生」 としての方法である。「留学生」というのはあくまでも学問をする人をさしている。
時々こういう相談をうける。
「ドイツに留学したいんですぅ。え?どうしてって? それは、ドイツで彼氏みつけて結婚して永住したいからー。」
なんじゃい、そりゃ?
こういうのも多い。
「ドイツに行きたいんです。なぜかって? そりゃあドイツにいけば箔がつくじゃないっすか!」
おいおい単なるブランド指向かい。こういう人、ある特定の学科にいっぱいいる。
一度びっくりしたのが、ある女の子が日本の大学の教授に「彼氏見つけにいくんです」 と言い切ったため、教授が頭をかかえて私に「たこさん、 あなたから彼女に先輩としてそれが本当にいいことなのか助言してやってくれませんか?」 と言われたことだ。教授にいうかなー、そんなこと・・・(正直といえば正直かも)
私はこういう人達を留学生とは思わないよ・・・

あとよくきかれるのが、「若いうちに行ったほうがいいですか? それとも一度社会に何年かでてからの方がいいですか?」という質問だ。 これは答えにくい質問だが、私の答えは、「自分自身の面倒を一人で見られるのなら、 パワーのある若いうちがいいんじゃない?」だ。
私がドイツに来たのは21歳の時だ。その時かなり年上の人と一緒だったのだが、 はっきりとパワーの違いを感じたし、それは日常生活にも明確にあらわれた。 私と同年代の留学生達はなんにでも挑戦する積極性があったが、 年上の人達にはそれがなく、部屋に引きこもりがちで人と関ろうとしなかったのだ。 もちろん人によっては年をとっても積極性を持っている人もいる。だけど今もっている、 「ドイツへ行きたい!」という気持ち。これを何年も持ちつづけるのはかなり骨のおれることなのだ。 持ちつづけたとしても、その時には日本の社会のしがらみにとらわれてしまっていて、 抜け出す勇気が持てなくなってしまうこともある。だから私は上記のように答えることにしている。 (全ての人にそう言っているわけではない。 その人の目的がどこにあるのかによって答えを変えることもある) 若いうちに出てくるのはいいことだと思う、がしかしだよ! 自分の面倒を見られないやつはとても困る。
高校でたてでドイツに来た女の子がいた。ドイツ語も全くしゃべれず全ては人任せ。 しかも礼儀も何もあったもんじゃない。人を朝7時に叩き起こして、 いきなり今から役所についてきてくれという。今日はいきなりだから困る、 明日にしてくれと寝ぼけまなこでいうと、
「それって、冷たいと思う」
ふーざーけーんーなー!!!だったらせめて前の日にいうなりもっと申し訳なさそうに言え!
その子はそれだけでなく、電話の申し込みや大学の授業や買い物にいたるまで人に頼りつづけた。
言葉が出来る出来ないの問題じゃない、 自分で自分の問題を解決しようという意気込みがあるか無いかの問題なのだ。

あと、学生するには年をとってしまった・・・と自分で思っている人。なーにをいってる!大丈夫! ドイツで30過ぎても大学生やってるってめずらしい事じゃない。 70すぎてもやってるひとだっているんだから。要はやる気のもんだいだ。 理由がそれだけなら問題にならない。状況がゆるせばどんどん留学してしまおう!







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