M国人におそわれる 2





こうなったら、さっさと包帯をかえて追い出そう!

奴さんはニタニタわらってこっちを見ている。
「早くドアを閉めなよ!」
そんな危ないことできるか!!!
「やだ。開けたままにしておく。」
これだけ警戒心をしめせば、相手も諦めるだろうとおもった。 さて、仕事をおわらせてしまおう!

包帯をてわたされると、私は絶対に相手の体にふれないように、 細心の注意をはらって巻きはじめた。 目も合わさないようにしておこう。
「ねえ、君ってとっても綺麗だね。」
うう、どう反応すればいいんだ!取り敢えず、
「ダンケ」
と目を合わせずに、そっけなく言った。
「ねえ、彼氏いるの?」
「いるよ(うそ)。ほらそれが写真(と適当な男の子を指差す)。」
「ふーん」
(ほっ、あきらめたか?!)
そうおもったのも束の間。
(ん?!今のはまさか。。。!!!)
何かがヒップにふれたのだ。
まさか、まさか???ええい。さっさと追い出そう!!!
「さ、終わった!でていって!」
そう毒づいたのだが、相手は一向にひるむ事なく、 今度は私のみている前で さわってきた!!!しかも目が合って、ニヤッとされてしまったぞ。

ゾゾッと寒けがはしった!

こうしちゃいられない!
「さあ!終わったんだから出ていってよ!!!」
少しキツクいってみたら、相手は渋々立ち上がってドアの方へ歩いていった。 奴が出ていったら速攻ドアを閉めて鍵をかけなければ! そう思って私もドアの方へ向かうと、 突然相手がクルッと振り向き、私の方へ手をのばしてきた。 私は恐怖と驚きで硬直してしまった! すると奴は私を無理矢理壁に押し付けてキスしてきたのだ! もの凄い力で身動きできない!!!

「何しさらすんじゃい!このドアホウ!!!」

私はもう頭の中が真っ白になって、訳のわからないことをわめき、 相手を力の限りドアの向こうへ押しやり、バタン! とドアを閉めて鍵をかけた。足がガクガク震えている。。。
しばらく動く事ができなかった。

たこショーック!!!








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