M国人におそわれる 注記





私がここで相手の国名をはっきりかかないのは、これを読んだ人がM国に対して悪い先入観をいだかないようにとの配慮です。
私自身正直いいまして、M国に対して悪いイメージをもっております。勿論M国の人が全員悪い人達じゃないことぐらい百も承知です。M国人の友達もいます。この悪いイメージを私の中からとりさろうと、積極的にM国人に質問したり、関係書籍をよんでみたりもしました。でもだめなのです。
なぜならば、ドイツで私が出会うM国人に、ひんぱんに不快な目にあわされているからです。寮内の麻薬販売にまつわるM国人の争いも絶えることがありません。彼らの価値観が余りにも私のそれと違いすぎるため、如何しても相入れることができないでいます。そして、これは私にのみ起こることではありません。多くのドイツに留学した日本人女性がM国人に被害をうけているのです。残念なことではありますが、事実です。
M国に行ってみれば考えもかわるかもしれませんが、今の私の心情ではその気になれません。この点で不快な思いをされた方がいらっしゃたら、「Tut mir leid!」と申し上げるしかございません。

もうひとつ、この話の中で「ハーフ」という表現がでてきます。この言葉が好きでない方々がいらっしゃるのは承知しております。出来る限り他の言葉に置き換えてみましたが、本人達が会話の中で使用したものに関しては、代案がおもいつきませんでした。ちなみに「ダブル」という表現は逆差別的に感じられるので、私は使いません。「ミックス」などという表現もあるようですが、社会的に全く認知されていないと思いますので、認知度の高い「ハーフ」を取り敢えずつかいました。
実はドイツ語にはこの概念を表現する言葉がありません。どうしてもそのことにふれたいときは、「半分日本人、半分ドイツ人」といったり、「母が日本人」といったりします。ヨーロッパでは、両親が別の国籍を持つことは当たり前の事だからでしょうね。

以上2点、どうしても気になったので、かいてみました。









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