■ パスポート | |
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まさか知らない人はいないと思うが、一応念のため言っておくと、
日本人が海外旅行するためにはパスポートが必要である。
海外ではこれがあなたのもっとも信頼性のある身分証明書であり、
命の次に大切なものだ。
時々海外でパスポートをなくしても平気な顔をしているとぼけた日本人がいるが、
海外は日本のような信用社会ではないことを肝に命じてほしい。
パスポートがあなたをあなたであると証明する手段なのだ。
日本のように、あなたが「わたしがXXXだ。」と言っただけで信用なんかしてもらえない。
ヨーロッパ諸国ではパスポートとは別に誰もが免許書程度の大きさの
「身分証明書」を常に持ち歩いている。 不携帯は罰金の対照にさえなるのだ。
外国人である私たちも同様に、パスポートを本当は常に持ち歩かなければならない。 さて、パスポートなくしてビザの申請は不可能だ。すでに持っている人も、 有効期間の残りに注意してほしい。ドイツに入ってからの1年間滞在許可取得には、 15ヶ月の有効期間が必要になる。 ドイツにきてから周りの各国を旅行しようと思った時、 残存期間が短いと国に入れてくれないこともある。こんな悲劇を避けるためにも、 残存期間は多めに(滞在期間+6ヶ月は欲しい)、申請するなら早めにしよう! パスポートの取得には、戸籍抄本、住民票、写真付き身分証明書、 印鑑、写真、葉書が必要だ。都道府県の旅券課に申請したら、 大体1週間ぐらいで出来上がる。 ドイツに来てからでも大使館や領事館でパスポートの延長はできる。 しかし、日本から戸籍抄本を取り寄せる必要があるし、 写真も張り付けただけで、日本でとるようにきれいに印刷されたようにはならない。 しかも、1週間パスポートを預けなくてはならないので、 その間身分を証明するものは何もない(私はこの件に関して領事館にとても不満をもっている)。 パスポートの写真は人目で本人とわかるものが良い。 私の知り合いはうっかりカラーコンタクトをしたまま撮ってしまったので、 入国のたびに質問されている。ドイツでは瞳の色も個人の識別の際に重要なのだ! パスポートのサインも、これから先あなたの基本のサインとなるので、 2度と同じ物を書けないようなややこしいのを書いてはいけない。 パスポートができたら、何部かコピーをとって、1つはなくしたとき用に、 もう一つは身元保証人である両親などにあずかってもらおう。 |